海外紀行

高田の海外ある記 


高田  栄
右端筆者
 我が歩く道はどこまでも続く。海の向こうにも歩きたい道は無限にある。
海の向こうの道はどんな道なのだろう。どの様な景色が広がり、またどの様な人に会えるのだろう。どの様な対話が出来るのだろう。食べ物はどうだろう。そう考えると、益々海を越えてみたくなる。 目指すは「IML・国際マーチングリーグ」です。
IMLは現在22カ国・24個所あります。全個所参加は夢のまた夢である。
1012年には「北欧のスエーデン」で1か所新設されます。
小生は、7年かけてIML/14個所へ参加しました。
 お金は貯めたくても貯まらない。しかし「素晴らしい思い出・貴重な体験」をわが心に貯めたい。だから行くのです。幸い、小生には「Tさん」という師匠がおります。TさんはIML参加歴100回近い鉄の歩力と鉄の意志をお持ちの人です。

2010年は「IML参加と観光」を兼ねて。北欧2カ国を訪問しました。

1 デンマーク

 6/23成田をAM10.45飛び立ちパリ・シャルル・ドゴール空港までの所要時間12時間15分ほどです。ここで乗り継いで、デンマークの首都コペンハーゲン到着は、現地時間の夜の11時であった。
日本との時差が7時間有ります。日本時間では24日の朝6.00ころです。
現地夜の11時といえどもまだかなり明るい現地24日・25日はコペンハーゲン市内観光でした。童話で有名なアンデルセン。その銅像。生家・人魚姫の銅像。残念ながら、人魚姫の像は中国・北京万博へ貸し出し中であった。
デンマーク王室。衛兵の交代式を見学。市内の公園では大勢の老若男女がビキニ姿で日光浴を楽しんでいた。25日はIC特急で、IML開催地・ビボーへ向かう。(列車で4時間半)列車の両窓に見えるのは牛・馬・羊・草原・湖。北海道が小さいと感じた。

26・27日は「IMLビボウー2DAYSマーチ」です。
参加者年齢により、歩く距離が決められている。60歳以上は2日間とも30km以上を歩かないと失格です。参加者数は、各国、地元合わせて、推定2,000人位か。コースは大変歩きやすい。丘の様な所。小麦畑・菜種畑・牧場・草原。気候は日本の4月初めころ見たい。長袖がいい。日影に入ると上着を着ないとちょっと寒いくらい。
 小生の片言英語でも何とか通じた。明るい、ウオーキングを楽しんでいる人達。ウオーキングはなるべく明るい色の服装がいい。ルンルン気分になる。日本人は7人であった。

2 アイルランド

 28日はコペンハーゲンに戻り、空路アイルランドの首都ダブリンへ向かった。
アイルランドはイギリスの西にあり、日本との時差は8時間あります。島国のため、また大西洋暖流のためか、天気がすぐに変わる。梅雨時の新潟みたい。車は右ハンドル。「T社の車」が多い.。街はレンガや花崗岩ブロック積み上げの古い建物。何かしら重みを感じる。市内観光後30日IC特急で、キャッスルバーまで約3時間の旅です。30日の夜は前夜祭あり、市長の歓迎。我々との記念写真。
7月1日〜4日。キャッスルバー4daysの開催です。参加者1000人位か。日本人は11人の参加でした。

コース  ロードコース  10k。20K。40k。
     ランブルコース 山・草原歩き・ピート・泥炭地帯。水分を沢山含む。

 小生は1日目・・ロードコース。40kmを歩いた。道の周りは草原・牧場のみ。2日目からは「ランブルコース」へ参加した。日本には無いコースである。しかも蚊とかぶよとかの悪い虫はいないという。
草原。山(高さは500mくらい)岩盤丸出しか、岩盤に雑草が茂り、冬枯れる。長年の堆積により泥炭化(よいウイスキー造りに欠かせない)
 変わりやすい天候。水分を多量に含んだ草原。じっと立って居ると足が沈む。動物の糞もかなりある。靴の中かビチャビチャ。気にしてもしょうがない。
小生は、この様なコース・地形でウオークを楽しみながら「肥料」を吸収する。小生の足は強くなるのである。?。 山の頂に立つと「征服感」を感じる。 
これから来年の計画に取り掛かります。