随筆

家族 de ウォーキング

馬場 弘之

私達は10年も前に銀婚式を通過した、仲の良い(と私は思っている)夫婦です。幸にして一男二女に恵まれ、息子は自分の家庭を持っていますので、今は4人家族です。その4人皆で湘南ふじさわウォーキング協会(FWA)にお世話になっています。

9年前に初めてウォーキング協会の例会に出掛けたのは、たまたま新聞で見た「相模川の鯉のぼりウォーク」でした。これは面白いと帰り際に申し込んでしまいましたから、夫婦で相模原市ウォーキング協会の会員になりました。初めて遠征したのは2ヵ月後の旭川で、何も知りませんから、皆歩くのがやけに早いなと感じ、IVVだけ貰って帰ってきました。秋には、私1人で日本スリーデーに参加したのですが、毎日やっとの思いで30キロを歩きました。普段の例会と違って、子供達の参加の多さと、途中で聞こえてきた、「私も早く50キロが歩けるようになりたい」と言う中学生の会話に圧倒され、ウォーキングは奥が深いなと感じました。何年かして仕事が毎日ではなくなり、FWAのYRを年に70-80回も歩くようになったので、FWAへ転籍させて頂きました。
4人揃ってFWAと言っても、ウォーキングへの浸かり方は、どっぷり首までFWAのYRに嵌っている私から、釣りに力点を置いて、歩くのは月1回程度の長女までピンキリです。

夫婦で歩き始めて、2年目からは全国区参戦でしょっちゅう出掛けるようになり、娘2人は留守番が多くなりました。夏には毎年家族旅行をしていましたが、それ以外は仕事中毒(??)の家庭でしたから大きな変化だったかもしれません。数年して次女が仕事を替えて時間ができ、歩く仲間になりJMLやAJCを目指すようになり、3人で出掛けてしまうものですから留守番は長女1人となりました。これは敵わないと、時々歩くようになったわけです。私達は、娘に歩くことを強制した事は有りません。
ただ、ただ出かけては、あそこが奇麗だった、ここは面白かった、あれは美味しかったと言っては、また別のところへ、出かけてしまうというのを繰り返していただけです。

今では、下の娘は翌月の勤務のスケジュールを決める前に、来月はどの例会に行こうとか、何処の県の大会に行こうとか、母親と相談をしていますし、予定が合えば上の娘も加わります。ウォーキングは家族の会話のとても良いスパイスになっています。

私の夢は、娘が「鰈」を釣るばかりでなく、「かれ」を見つけて新しい家族でウォーキングの平均年齢をグンと下げてくれる事です。