俳句とハイク

葛川の桜並木
 
4月3日の<桜の回廊 桜みち>と4月12日<震生湖より葛川へ>の二つの例会を“俳句ウォーク”として皆さまから俳句を募りました。あいにく4月3日の例会は強風雨も予想され、俳句は殆んど出ませんでした。
それでも30人の皆さまから52句もの俳句が寄せられました。多くの皆さまからご応募をいただき有難うございました。その中から14人の皆さまの句を選び、紙上に掲載いたします。掲載句の皆さまには例会参加券を進呈致します。選者は近藤源司さんにお願いいたしました。有難うございました。

春風に盗られし帽子転げゆき   近藤源司

春風を受けて楽しむ初参加       村上 道男 風に舞う花びらもとめ春うらら     土屋 ミナ 花見つけ手話華やかにウォーキング   加藤  晃 うららかに釣り糸たれる震生湖     鈴木  清 震生湖一列歩行で桜賞(め)で      光永 豊彦 脱ぎ服にはなびらひとつ連れかえり   小塚 四寿 山みちも疲れ吹きとぶ花吹雪      露木 照久 釣りびとの背に花びらのふたつみつ   米長  修 震生湖満開の花うつしをり       針が谷 実 春風にさざ波起きる湖面かな      川口  清 それぞれが思いにふける散る花に    榎本  武 山道のほてる体に花吹雪        菅原  実 葛川や青空のもと春謳歌        西澤真智子 花疲れ歩き疲れの帰り道        田村 心一