座談会

FWA15周年記念座談会 第1弾!

楽しく歩く FWAの伝統を継ぐ!

FWAが「藤沢市歩け歩け協会」を引き継ぎ、会員制として新発足したのが平成9年で、今秋10月には設立15周年を迎えます。FWAがここまで順調に来られたのは創成期以来の役員や会員の皆様の協力があってこそと思います。皆様の楽しい話や苦労話をお聞きする事にしました。今回はその第1弾で第二代会長江尻忠正さんと第三代会長 谷村彪さんです。(聞き手:川澄  記録:平野、露木)
谷村さん(左)と江尻さん
創成期のころ
Q: お二人が入会された動機は?
A: 平成5年藤沢市が広報で募集した「歩け歩け協会」の役員に応募した仲間です。
応募者は7名いました。まだ仕事をしていたが地元で何か役に立ちたいと思っていました。
Q: 当時の協会はどんな活動ぶりだったのでしょう?
A: 例会は月に一度、日曜日に開催。50人程が参加していたかな。旗もなくリボンをつけていた。会員制ではないから、来月は何日に何処へ集合といったような事で、会の態勢はまだ出来ていなかったように思う。
FWAの発足
Q: 平成9年10月にFWAが発足しました。この頃の状況を話して下さい。
A: 歩くことが健康に良い、ということが社会に認識されだしてきたのがこの頃です。 歩け人口が増えて、近隣では会員制の協会が先行していたから、藤沢も早く新体制に切り替える必要があった。 それまでの参加者に声をかけると、すぐに120名ほどが会員になりました。
Q: 会則を全面改定して、お二人は協会の近代化を目指され、会員もすぐに250名ほどになりましたね。
A: 個人に依存してきた体質を改革するのに苦労しました。それぞれの役員の力で民主的な体質に変わり、それが現在のFWAまで脈々と受け継がれている事が嬉しい。今のFWAは参加者から、他の協会とは異なった雰囲気やスタッフの対応が良いとよく聞くけれど、それが順調な会員増(H23.12月末会員 523名)にもつながっている。今後もこの伝統はぜひ引き継いでほしい。
Q: 県外に出かける特別企画ウォークの開催は早かったですね。                       
A: 市の八ヶ岳野外体験教室があり、八ヶ岳ウォーキング協会との交流も生まれ、八ヶ岳高原ウォークが出来たのが弾みになったね。霧ケ峰高原や箱根にも行ったし、「みかん狩り&温泉ウォーク」や平日例会を始めたのもこの頃だった。
FWAのユニークな企画
Q: 江尻さんが平成14年度総会から会長特別表彰を始められましたが、どんな発想でしたか?
A: 完歩表彰以外に、協会活動で多くの人から良い意味で注目される人を、スタッフを含めた人達の中から選んで感謝の意を込めて表彰しようと考えました。普通では考えられない遠方から毎回の例会に参加してくれる人や、例会で不慣れな参加者を、それとなく気遣ってサポートしてくれているような人などです。
Q: ゆっくりウォークやウォークメイトはFWA独特なものですね。谷村さん 誕生の経緯をお聞かせ下さい。
A: ゆっくりウォークは、時速4kmで距離は10qを目安に、ウォークのビギナーや長距離が難しい会員向けに、季節の花などを訪ねて歩こうとしました。最初は少人数でしたが、現在では毎回200人以上の参加者になりました。ウォークメイトも同じような対象ですが、「ウォーキング教室」を設け、家族的な雰囲気があり多くの参加者に喜ばれています。