県外会員便り


転宅の記

浜谷康次
(静岡富士富士市在住)

 昨年4月1日 後期高齢者に突入を機に、鮭か浦島太郎よろしく、50年ぶりに生まれ故郷に帰りました。東海道の宿場町の変貌ぶりは驚き以上のもので、完全に車社会と化しており、ウォーカーは少数派で殆ど姿が見られません。富士市はウォーキングに熱心でイヤーラウンド風のショートコースを20ヶ所ほど設定しています。6?7kmの風景が良いコースで、皆さんの好きなスタンプも貰えます。例えば、永明寺、かがみ石、竹採塚など13ヶ所の史跡と伝説を訪ねる「かぐや姫・泉の里」コースとか、旧東海道吉原宿の史跡を歩くコースなどがあります。各コースには要所に矢貼りがありますが、小さくて見落としがちなので、廣瀬地図が懐かしいです。
この土地は藤沢市と似ていて風光明媚、史跡、社寺が多いです。シラスもとれ、桜エビなどは絶品で、天婦羅にして酒が少々有れば歩くのを忘れてしまいます。こんな温暖な地にいてはボケも早かろうと、ウォークの他に何かせねばと焦ります。
 25年後には富士山に駈け上り金斗雲に乗ってハワイに転宅し、ウォーキングや釣り三昧な日々を送る事が夢。現在ハワイ語の勉強をしようかと同床同夢の方を募集中。先着10名様まで。
夢の写真を添付します。ぶら下がっているのが俺でしょうか。
アロハ! FWA NO KAOI
(写真:ハワイ沖で60キロ余りのマグロを釣った浜谷康次さん)

今回は富士市在住の浜谷さんからお便りを頂戴しました。富士市は市民の健康づくりと郷土の歴史を知ってもらうために、ウォーキングを勧めておられるようです。浜谷さんからは「ぶらり歩こうか」(文中のイヤーラウンド風のもの)の資料も送って頂きました。コースも多く大変楽しいものでした。“FWA NO KAOI”ってなに?と訊くと“FWAが一番!”だそうです。(編集部)