紀行

マレー半島縦断列車の旅(12)

 2013年3月9日 池内淑皓
[ セントーサ島に遊ぶ ]
 何気なく駅に置いてあるパンフレットを見ていて、アジア大陸最南端の島セントーサ島へようこそ!の文字が目に止まった。ユニバーサルスタジオがあり、博物館あり、ホテルもカジノもある遊びどころ満載のセントーサ島。1972年からシンガポール政府の肝いりで観光施設をこの島に集中させて開発がすすめられたと云う。
 12月2日(日)晴れ、旅行17日目は目的意識なしでぶらりとセントーサ島へ遊びに行く事にした、ファーラーパーク駅からMRT東北線で終点のハーバーフロント駅で降りる、ここから島に向かっていろいろな乗り物が島を結びつけている、ロープウエー、モノレール、バス、タクシー、そして徒歩。
一番経費のかからない徒歩に決めた。セントーサ・ボードウオークと名付けた600mほどのウッドデッキ調遊歩道が海を跨いでいる、島の入口には改札口があって、入島料として66円($1)支払う。
今日は日曜日だ、家族連れやツアー客で一杯、さながら島全体が日本のディズニーランドのような感じがする。この島を紹介しよう。

セントーサ島地図
MRTハーバーフロント駅を降りて、ショッピングセンター前から直接ボードウオークで歩いて島に渡る
ボードウオークのデッキにて   遠景はセントーサ島
セントーサ島に立つ マーライオン像
マーライオンはシンガポールのシンボルとしてどこの場所でも皆に愛されているようだ 
メリオンプラーザ広場にて
シンガポーリアンの若い子が写真を一緒にとの事で パチリと一枚 僕の方がはるかに顔が黒い
モノレールと遊歩道   御伽の国へ迷い込んでしまった感じ
アジア大陸最南端の地 
この場所は北緯1度、多くの船が行き交うシンガポール海峡。マラッカ海峡の難関を突破してきた船舶はこの沖合で船を休め、食料を補給する、そして再び日本へ、アジアの国々へ、米国へと旅立つ。
 北緯48度のモンゴルウランバートルから北緯1度の赤道直下まで約20年かけてはるばる訪ねてきたアジアの国々が走馬灯のように頭の中を駆け巡る。
        

続く