武田薬品の散策に寄せて

北原弘明
JR藤沢駅から東京行の電車に乗り、大船駅への途中で、左側車窓に、ひときわ大きな建物が見えます。武田薬品工業(株)湘南研究所です。私はかねて一度構内に入ってみたいと思っていました。
 4月26日(金)は晴天で、新緑のすがすがしい気候でした。私はFWAのゆっくりウォーク≪若葉の寺と武田薬品を巡る≫に参加しました。そして武田薬品構内の緑地、池、広場を歩きました。最後に建物の前にある大きな堀を一周しました。
 私たちは建物の内部へ入りませんでしたが、薬品の研究・開発に精進されていることと思われました。私は後期高齢者です。武田薬品と聞きますと、直ぐにアリナミンを連想します。
 私たちの心身の健康維持におきまして、薬に頼るわけにはいきません。今回はウォーキングの効用を再認識し、ウォーキングを日常生活へ取り入れる必要性について考えさせられるよい機会となりました。

平成14年、北原弘明さんがFWAのHPに寄稿されたエッセイ(「ウォーキングは健康に良い」・ HPアーカイブスに所収)が、2002年度の東北大学 英語入試問題に採用されていた事が最近分かりました。参考書出版社から通知があったのです。FWAとしても誇らしい事です。北原さんは種苗会社の研究所でお仕事をされていて、登山や植物についてのエッセイが多いようです。