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大牟田 宏 |
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58,662,010 この数値は私が「地球一周4万km」を歩くのに要した歩数です。1999年1月「藤沢七福神めぐり」16kmを歩くために片瀬江ノ島駅から江の島神社へ向けて踏み出したのが第1歩です。それから14年、今年の1月26日に4万kmに到達しました。住まいのそばを通る一直線の「横須賀水道みち」に興味を抱き、2月に藤沢の村岡から海老名の相模川まで19kmを、3月には「よこはまシティーウォーク」30kmをといったペースで始まりました。
これから後は、皆さんにご想像頂けるようなウォーキングライフが始まりました。ただ一点違うところがあります。この年の1月末に会社勤めを終えました。毎日が日曜日となるので、生活環境の急激な変化を避ける手段として、朝暗い内からの早朝ウォークを始め、自分自身の生活に負荷を与えることにしました。そのため、住まいの近くの境川の堤防に、自分だけのイヤーラウンドコースを数コース設け、以降、毎日を原則としながら歩くことにしました。これが新しい生活環境に軟着陸することを手助けしてくれました。 これだけでなく、さらに生活習慣病の改善や予防にウォーキングの効用が囁かれるようになったので、何の抵抗もなく、早朝ウォークが生活の一部として定着し、持続できるようになりました。 このイヤーラウンドコースを歩いた距離が地球一周4万kmのうち、41%を占めています。これが大方のウォーカーと大きく異なるところだろうと思います。したがって、最初のうちは、健康志向を目的とするウォーキングライフのため、およそ距離を目的とするウォークとは無縁でした。ただ、記録をとどめることが励みとなり、塵も積もれば方式で、3万kmを越えたあたりから、ひょっとしたら4万kmもと思うようになり、4万kmを意識するようになりました。一方、加齢とともに体力の衰えを感ずるようになり、焦りすら覚えるようになりました。事実、14年間で最も歩いた距離が長かった年は、2011年と2012年の最後の2か年間であり、加齢とは反比例して、最後にピークがあるのは、かなり意識したことの証明でしょう。 歩いていれば、何時かは到達することかも知れませんが、それにしても、最後は、意識したことが解決して、正直、ほっとしました。そして、マイイヤーラウンドウオークが私のウォーキングライフの根幹であるかぎり、これからも終わりなく、歩き続けると思います。 |
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