紀行文

寅次郎ウオークの旅
― その後の足跡 13 ―

海外篇(イタリア 1-2)
平野  武宏
6月27日(木) ボルツァーノ〜セルバ・ガーディナ会場 
          ウオーキング(5・11・18・24・42.195kmあり)
          マラソン(42.195km)、サイクリング24km
          〜ボルツァーノ市内散歩
 早起きの寅次郎42,195kmのマラソンコースを歩く日本代表チーム男3人・女2人を4時30分にホテルで見送る。資料によるとマラソンの高低差は666m、上りの距離合計は1,242m。寅次郎は控えめに11kmコースを選択。資料によると高低差159mで歩いてきた下(写真下左)を見る余裕もあり、心地よいウオーキング。

大会は2日間参加で完歩賞が出た。うれしいことに70歳以上は10kmを2日間歩けばIML(インターナショナル マーチングリーグ)パスポートの捺印がもらえる。(69歳以下は20km以上を2日間。今大会は18kmでも可)早速ゴールで手続きした(写真上右)完歩メダルは全員が金メダル(今回は地元特産の木製)無理をしないでスポーツを楽しむ傾向が世界の流れか・・
もう一度休憩テントに行き、今度はビックのコーヒーを注文。おいしい味でした。
係のおねーさん覚えていて「ストロング?」とからかわれた。
 午後はホテルで調べたボルツァーノのセンター(旧市街)散歩を個人企画、有志と帰りのバスをホテル手前のセンターで降ろしてもらった。街は古い建物と市場(写真下)があり多くの人で賑わっていた。

帰りは地図を片手に道を聞きながら郊外にあるホテルまでの約5qコース。
通行人に道を聞くとそんな遠くまで歩くのかとあきれられた。
  
6月28日(金) ボルツァーノ〜オルティセイ会場 

          
ウオーキング(5・16kmあり)、
          スイミング300m、サイクリング(5・17km)
          〜ボルツァーノ

 オルティセ会場は一番下の大会会場でウオーキングと高低差の少ないサイクリングを楽しむ予定だったが、あいにく朝から雨。ウオーキング5kmコース(高低差115m)をスタートする。すぐエスカレーターで上り、ラッキーと思ったら高台の教会(写真下左)へ行く人のために造ったそうだ。ウオーキングの後、サイクリングを予定したが、雨でぬれた坂道は危険なので断念、オルティセのお店を回る。

高台の教会の脇を歩く。 スタート・ゴールのかわいこちゃん。

ホテルに戻り、7Fリフレッシュ施設「HEAVEN」の籐椅子に寝そべる。プール、ジャクジー、サウナ、ジム、エステがある。美人のマッサージ師が来ると聞き、仲間のQ氏、電話で「マッサージ プリーズ」と頼んだ。後で聞くと「待てど暮らせど来なかった」とぼやいていた。すっかり晴れて来たので近くのスーパーに行ってみる。週末の夕方なのでファミリーでの買い物が多い。包装単位も大きく、みな大量に買い込んでいる。そういえば郊外で、周りはオフィス街、他にお店はない。

6月29日(土) ボルツァーノ〜セルバ・ガーディナ会場 
          
ウオーキング(5・11・18・24kmあり)
          〜ポルドイ峠〜ボルツァーノ
            
 最終日だが我々一行は閉会式には出ず、帰国組と観光組に分かれる。観光組は午後にポルドイ峠へ出かけるので5kmコースを選択。
天候は快晴。昨日の雨で山は雪で真っ白になっていた。

左写真はセルベバ・ガーディナ会場ゴール下の通りでスイスのような風景
午後のポルドイ峠 ゴンドラ(写真下)でドロミテのテラスと呼ばれている山頂駅サッソポルドイ2,950mへ。一面の銀世界で雪がちらついていた。ジャンパーの下には長袖シャツを着た。ここから3,000m級の山への登山(ハイキング)ルートになっているとのこと。下りのカーブの連続のドロミテ街道はムッソリーニがオーストリアとの戦争で作った軍用道路とのこと。車の他に自転車で上ってくる集団には驚いた。ボルツアィーノのホテルへ戻り、5連泊最終の夜を過ごしました。
 
 
山上駅 2,950mにて
ドライバー TICA氏と
[大会中の食事]
        
   
                     
 朝食(ホテルでのバイキング) 
 ランチ(ホテルからのお弁当)
大きなパンのサンドイッチ2個
(1個残す人多し)
バナナ1本、お菓子1個、
夕食(ホテルでのコース)
 パスタ、主菜(肉が主)
甘いデザート
(パスタは量多く、野菜がない)
小パックジュース、水350ml)

   ☆歩くだけではやせないことをここでも立証した。
   ☆困っている人を放っておけない寅次郎、夕食時には近くに幸か不幸か
    夕食少食主義の女性がいた。


 
 
[歩きながら見つけた花]
  ☆美しいものを見たら、美しいと思うこと。これボケない秘訣だそうだ。


―イタリア 2−1へ続くー          平野 寅次郎 拝