随筆


ウオーキングの素晴らしき仲間たち


吉田 明
1998年小生63歳の春、健康づくり運動として台頭してきたウオーキングで定年後の運動不足を解消しようと思い立ち、JWA(日歩協)に入会しました。ふとしたことから各市町村にもJWA傘下の団体があることを知り、直ちに地元のFWAの前身藤沢市歩け歩け協会に入会しました。入会して初めてのウオークが98年12月の三浦半島13kmで新鮮な気持ちを味わいました。今年で在籍15年余りになりますが思い出は尽きません。
さて、本題に入りますが、ウオーキングではもっぱら単独行を好む人もおりますが、私はやはり素晴らしき仲間たちとの交友関係を保ちながらのウオークに惹かれます。当協会に在籍6年目の平成12年5月、引地川河口から水源へのウオークでN.RさんとY.Tさんに偶然出合い3人で行動するうちに、新しく仲間も加わりいつも賑やかな雰囲気の中でウオークを楽しんできました。
そもそもウオーク仲間同士の関係は独特のものがあります。お互い老境に達し、しがらみのないただ歩くという至極単純な目的意識をもった仲間たちで結成された集団なのです。年齢が近いということが話題に共通性をもたらし、男女の壁もなく一種独特の交友関係を築いているのです。会えばお互いに相手を気遣い、助け合いながら、そして楽しみながらただひたすらウオーキングに邁進し健康維持を図る。このような場に身を置いて活動できる私は本当に幸せものだと感じています。そして今までに数々の楽しい想い出の場と、素晴らしいウオーキング環境を用意して頂いた協会関係者に改めて感謝申し上げたい。