寄り道寅さん歩

 寅さん歩 その5−3

東京の 2014-2


平野武宏

寅次郎の住まいの近くは染井吉野の発祥の地です。

染井吉野のふるさとの桜 (豊島区)


日本を代表する桜ソメイヨシノは江戸期から明治にかけて、染井村の植木屋がエドヒガンザクラとオオシマザクラの品種を改良して作ったと言われています。
「花は吉野」にあやかり、「吉野桜」として売り出され、後に染井の名を冠して「染井吉野」と呼ばれるようになったとのこと。
右手前は発祥の地の記念碑です。


写真左 染井吉野桜記念公園
駒込駅北口)


駒込駅北口 門と蔵のある広場 (染井霊園手前)
   (染井の植木屋丹羽家跡)
 巣鴨さくら並木通り 
(巣鴨駅と大塚駅の間)
西福寺前 (染井霊園手前) 
(植木屋たちの菩提寺)


空蝉橋(大塚駅北口)


南大塚さくら並木道 (大塚駅南口 都電の向こう側が右の写真) 


大塚台公園 (大塚駅南口) 巣鴨公園 (大塚駅北口)

染井霊園の桜 (豊島区巣鴨)

駒込駅から染井通りを歩き、霊園内から「巣鴨のとげぬき地蔵」に抜けるのがお勧めコースです。もちろん染井吉野が満開です。



今年の桜は4月3日頃から散り始めましたが、4月6〜7日に見た名残桜です。

音無川(石神井川)沿いの桜  (北区王子〜板橋区板橋)

4月6日北区主催の桜ウォークに参加し、名残りの桜を楽しみました。
石神井川は北区に入ると音無川と呼ばれ、飛鳥山と共に江戸時代から景勝の地として親しまれました。(飛鳥山に植桜した八代将軍徳川吉宗のふるさとの紀州にある音無川にちなみ山下の川を音無川と呼んだそうです)



飛鳥山上の桜  飛鳥山下の桜
(本郷通り 飛鳥山交差点)

飛鳥山には八代将軍徳川吉宗が庶民のために上野に代わるお花見場所として桜の木を植えました。山上の木は高齢化しましたが、お花見の名所として健在です。
山下を走る東京都に残った最後の都電荒川線(早稲田〜大塚駅前〜三ノ輪橋)も健在です。(寅さん歩その2 荒川線沿線 参照)

目黒川の桜  (目黒駅権之助坂 新橋)

中目黒の目黒川桜は見ていますが、ここからの桜は初めてです。7日に近くに来たので、寄ってみましたが、しっかりと残っていました。今年の見納めの桜です。




深大寺の桜 (調布市)

4月8日に深大寺へ行く予定が出来て、訪れるとまだ満開の桜がありました。

写真上と右は深大寺境内の桜
   (無料です)

都立神代植物公園の桜 (調布市)
(65歳以上 250円の有料の桜です)


今年の見納めの桜でした。

平野 寅次郎 拝