湘南ふじさわの四季 @

藤沢・村岡の春
2015年
4月3日金)

天気: 参加者:289名 距離:@11km  A15km(途中より自由歩行)
コース: 奥田公園→境川河岸の桜→藤沢団地→御幣公園→柄沢公園
→慈眼寺→翠ヶ丘公園(昼食)→御殿辺公園→藤沢本町駅(@解散)
→白旗交差点(自由歩行)→引地橋→引地川右岸→高山橋→藤沢駅(A解散)



奥田公園 出発式 出発後の境川土手の桜
境川河岸の桜は満開 村岡隧道の真上を歩く
キツイ長い石段に向かう気持も萎えそう ゆっくり一歩ずつ長い石段をのぼる
桜満開の柄沢公園で休憩  コース脇に咲いていた鮮やかなミモザ
慈眼寺の珍しい混生樹(樹齢300年超) 翠ヶ丘公園で昼食
翠ヶ丘公園内にある西富伊勢山天照皇大神宮 足元に気を付けて翠ヶ丘公園からの急な下り
奇麗な花の脇を急ぐウォーカー ロングコース引地川の桜も満開
引地川の対岸には菜の花が咲き乱れる 東海道線手前の高山橋付近でIVV受取り
写真:阪本

 新シリーズ「湘南ふじさわの四季」が今年度から始まり今日はその第一回目、市内を6グループの地区に分け其々の地区を春・夏・秋・冬の4回、四季折々の風景を楽しみながら巡るウォーキングの企画である。

 このところの暖かさで桜が一気に満開になり、このシリーズのオープニングにふさわしく藤沢・村岡地区の春を満喫できそうだ。
 夕方から雨の予報であったが、受付開始前から霧雨模様。止む無く集合場所の奥田公園から市民会館脇の歩道デッキ下に移し雨を避け受付を行った。新シリーズのパスポート受取りには列が出来、参加者の関心の深さが伺われた。受付後、雨もあまり気にならない程になり、奥田公園にて出発式、今回特別に「湘南ふじさわの四季」について馬場弘之スタッフより説明があった。
 
 3班に分け奥田公園を9時50分に出発、公園を出て直ぐ境川の土手道は満開の桜のトンネルである、歩く道が華やぎ心も弾む、しばし花に酔う。
 道は東海道線に沿って歩き踏切を渡って桜が見事な屋敷の周りを巡り、村岡から住宅街を上って行くと村岡隧道の上に出た。高台で周りの景色が良く見える、こんな隧道の上にも住宅街があったとは。

 坂を下りこれで平坦となると思いきや、なんともキツイ長い石段が目の前に迫ってきた、これ登るのー!! みんな一気には登れず休み休み一歩ずつ歩を進める。南風のせいで気温も上がり汗をかきかき喘ぎながら登った、あー疲れた、誰かが100段近くあったと呟いた。上りきった所でスタッフが水分補給するよう促す。
 このあと藤が岡の住宅街を過ぎた先の御幣公園、さらに柄沢公園と、ここでも満開の桜がみんなを迎えてくれた。風に散る滝のような花吹雪にしばし見入っていた。

 トイレ休憩の後、しばらく行くと慈眼寺である、山門をくぐり境内に入る。ここには何度も訪れており御存じの方も多いと思うが、珍しいモチ、タブ、スダジイの混生樹(樹齢300年以上)がある。脇に見ながら裏手に出る。慈眼寺には市指定重文の十一面観音立像が本堂に、旧江島寺梵鐘が本堂右手に吊るされている。
 
 住宅街を下ったり上ったり、右に左に何度も曲がり幹線道路に出て県道30号線を渡ると間もなく昼食場所の翠ヶ丘公園に着いた、最後の3班が12時頃到着、予定通りである。皆さん其々に周りのベンチや広々とした芝生に席を取り弁当を広げて昼食を取っていた。

 午後は12時20分過ぎに1班から順次出発。翠ヶ丘公園内の東側奥にある西富伊勢山天照皇大神宮の裏手の山道を一挙に下る。高低差があるジグザグの急坂を充分足元に気を付けて下る。下った先の住宅街を抜けて藤沢バイパスの下のトンネルをくぐり境川を渡って御殿辺公園へ。ここで伝達式を行いロングとショートに再班分けし、再び降り始めた霧雨の中をロングから出発。私はロングの仲間と一緒に歩いた。

 ショートコースはスタッフの誘導で国道町田−江ノ島線の白旗交差点手前から右折し小田急藤沢本町駅でゴール。

 ロングコースは白旗交差点まで団体歩行、茅ヶ崎方面に右折、ここからは自由歩行である。とたんに健脚の人がぐんぐんスピードを上げたちまち列が伸びる。幹線道路沿いに引地川を渡って右岸を下る。
 ここも満開の桜のお出迎えで足も軽やか。川沿いの色々な花と景色を楽しみながら歩く。河原には沢山の菜の花が咲き、鷺をはじめ色々な鳥の姿が春の到来を告げているよであった。東海道線の手前の高山橋袂でIVVを受取り(13時半頃)、線路沿いにゴールの藤沢駅へと足早に向かった。

 断続的に降る霧雨ではあったが、南風で暖かく、桜は満開、沢山の花々が見られ、春爛漫のウォーキングであった。
                                  (阪本茂義)