湘南のふじさわの四季D
大庭・明治・辻堂の春
2016
3月28日(月)

天気:曇り・晴れ  参加者:247名  距離:13km
コース: 土打公園→大庭城址公園→引地川親水公園(昼食)→引地川沿い→FjisawaSST→
辻堂駅
出発式 大庭隧道
隧道の横穴より出る 沿道の菜の花
やっと咲き始めた 春花壇
まだ咲かぬ大庭城址公園 今少し
引地川の春 開花宣言
こぶしが咲く親水公園 やはりランチタイム
午後の出発 咲き始めた桜
Fujisawa SSTの北口付近 ウエルカムガーデン
新しい街のメインロード サークルガーデン



写真提供 藤井

 今朝、路面がしっとり濡れていた。辻堂駅から歩いて5分の所に明治市民センターがある。その裏手の公園が土打公園である。ブルーのジャンパー着のスタッフがウォーカーを受け入れていた。電車の遅延があり出発式は10分ほど遅れて始まった。

 出発して市民センター前の広い道を大庭隧道へ向かう。横切る新湘南バイパスの高架下を行くと大庭隧道の2つの入口が見え、右側のトンネルに入った。歩道を一列で歩くが、車の走る音がトンネル内で大反響音となりものすごい。トンネル内の横穴を出るとそこは春霞がかかった住宅地である。住宅の庭木の匂いがする。沿道に菜の花が咲く道を大庭城址公園に向かった。公園に着くと桜の木が多く、まだやっと色づいた蕾である。公園内にはトイレが3か所あり、班ごとのトイレ休憩となる。

 高台の公園を下り、すぐ引地川に着いた。川淵には数多くの桜の木が植えられているが、やはりまだ咲いていない。しかし川のせせらぎは勢いよく流れ、水鳥が戯れ、水辺には菜の花の黄色い帯をなしていた。大庭鷹匠橋を渡り引地川親水公園の北口より入った。そこは桜が満開であれば正に桜色のトンネルであろうことを想像しながら友と歩をゆっくりと進めた。ここで昼食だ。それぞれ仲間同士で桜の木の下でお弁当を広げ、楽しいひと時である。

 午後は引地川沿いに下り、東海道線の線路をくぐると、以前のパナソニック工場跡地に、すでに新しい住宅が立ち並び、パナソニック独自の「家まるごと」「施設まるごと」「街まるごと」新エネルギー利用の構想地区である。新しい街の中を歩かせて頂けるので、線路側の北口より整然と並んで入場する。あらかじめスタッフより敷地内での写真撮影はお断りと言われていたのでカメラはポケットに入れた。住宅の中心地になるのか円形広場があり、入居したての親子が遊んでいた。直進してウエルカムガーデンを出ると一般道の歩道だ。敷地に沿ってソーラーパネルが長く設置してある。バスの停留所にはFjisawaSSTと表示され、町の角にあるモニュメントにも表示されていた。敷地内を南北に貫く大通りに入った。左側はおしゃれな商業施設で、ガラス越しにカップルがお茶をしている様子が目に映る。大通りから左に道を行き、出来上がったばかりの可愛らしい公園を抜けると一般道にでた。そして辻堂駅に向かった。

 午後には日差しが差し、桜が咲きだした公園を巡り、新しい街の中を歩かせていただき、何か心の中に新鮮な空気が流れたようで、一日寿命が、いや一年ぐらい寿命が延びたように感じられた。
 (藤井 誠)