ゆっくりウオーク
小糸川のしだれ桜
2016年
4月12日(火)

天気:晴れ  参加者:431名  距離:12km
コース: 円行公園→秋葉台運動公園→小糸川しだれ桜→ライフタウンバス停・遠藤公園
→東羽根沢公園→裏門公園→大庭城址公園(昼食)→神台公園

多くの参加者達 前を行く園児たち
春の花に誘われて 八重桜が咲きだした
秋葉台運動公園での一休み 桜並木
小糸川のしだれ桜 別の桜がお迎え
一部のしだれ桜 小糸川沿い
二番構公園の緑 お昼のひと時
大庭隧道を通過 神台公園でのゴール

写真提供 藤井

 湘南台駅より歩いて8分の所に円行公園がある。朝、9時50分の出発式には多くのウォーカーが集まり、400人以上になった。この晴れた会場は寒くもなく、暑くもなく春の陽気である。
  
 10時過ぎに3班に分けての出発だ。公園を出てすぐに、可愛い園児達が前を歩いていく。今回は「ゆっくりウォーク」なので彼らに合わせてゆっくりと見守りながら後を進んだ。しばらくして園児達と別れ、花が咲き、若葉が茂る並木道を進み、秋葉台運動公園でトイレ休憩となる。

 石川地区の工業団地を過ぎると八重桜の並木へと案内され、丁度見頃であった。そんな桜を見ると春を感じ心が和む。そして住宅街の細い緑道を行き小糸川に出てきた。ここがしだれ桜の名所であるが、どうしたことか今年は花付きが少ない。木全体ではなく、部分的に咲いている。しだれた枝がやけに目立つ。今年の気候のせいか、それとも調整年なのか。来年こそはと願ってその場を後にした。

 もう一つのしだれ桜の名所、東羽根沢公園に来た。ここに植えられている数十本のしだれ桜はいくらか花付きがよいが、何か華やかさが欠ける。人の心とは極端に変化がない限り、皆同じに見えてしまうことは人間の勝手なのだろうか。桜はこの年に精一杯花をつけているのだ。

 やがて若草色の二番構公園内を通り、大庭城址公園に到着したのは12時を過ぎていた。公園の広場に散り始めた桜の木の下で楽しいお弁当タイムとなりました。親しい仲間同士で野外での食事は美味しいものだ。午後は城址公園を後にして後方望めば、淡いグリーンと薄ピンク色の織りなす山が美しい。
大庭隧道を抜けると大規模商業施設が立ち並ぶ辻堂駅に向かい、ゴールの神台公園に到着したのは14時を過ぎていた。ウォーカーはこの藤沢の自然が織りなす春を感じ取ったに違いない。
                               (藤井 誠)