ウォークメイト(ふじさわ歩友会) 藤沢市後援
わがまち ふじさわの景観130景をあるく
片瀬・鵠沼の景観めぐり
9月26日(月)

天気:晴れ  参加者:136名  距離:10km 
コース:  サンパール広場→旧後藤医院(70景その他7)→新しい住宅地(鵠沼景観10)
  →桜小路公園(鵠沼9)→→A・Bコースを選択して下さい
Aコース:風情ある江ノ電(鵠沼8)→松並木の住宅地(鵠沼6)→遊歩道と松(鵠沼7)
     →西浜公園→江ノ島道(70景片瀬2)→常立寺(片瀬景観10)→龍口寺(片瀬9)
     →江ノ電(70景その他2)→片瀬海岸(片瀬7)→弁天橋でBコースと合流
Bコース:林邸(70景その他6)→松が岡公園(鵠沼3)→八部球場(70景その他5)
     →海岸線のまち並み(鵠沼4)→鵠沼海岸(鵠沼5)→片瀬漁港(70景その他4)
     →仏舎利が見える川岸(片瀬2)→弁天橋でAコースと合流
A・Bコース→ 湘南港ヨットハウス(昼食・表彰式)→希望者 島内(片瀬3〜6)

130景観歩表彰 サンパール広場出発!
旧後藤医院 桜小路公園で

鵠沼松が岡公園
鵠沼の雰囲気 林家
鵠沼運動公園 海岸線のまち並み(鵠沼橋)
鵠沼海岸 表彰式(ヨットハウスで)

写真提供:川澄


秋雨前線と台風で、この9月は不順な天候が続いている。しかし今日は久しぶりの夏日になった。ただ湿度が高くむし暑い。
ウォークメイト「景観130景めぐり」は12月が最後ということで、多くの皆さんに観歩賞を手にして頂こうと、スタッフは本当に頑張っている。アンケートを繰り返し、コース設定し、今日などは2地区2コース、オプションを入れて3コースにしている。 

今回は「片瀬・鵠沼の景観めぐり」である。サンパール広場に136人が参加してくれた。出発式で まちなみ景観課・浜野課長から130景観歩者への表彰があった。その後ストレッチのあと10:20にスタートした。

藤沢駅南口から鵠沼橘通りを一列で進む。旧後藤医院(国有形文化財−70景)は、昭和初期に小石川の医師が、療養所として建てたものと聞いたことがある。内部は端正で美しく、二重窓(木製)で機能的な木造建築である。現在は市民の家として利用されている。桜小路公園(ハス池)でA・Bコースに分かれた。レポーターはBコースに行く。

Aコースは江ノ電沿いに進むが、Bコースは小田急線を越えて引地川方面をめぐる。一昨年に国有形文化財に指定された林家(70景)は木造平屋建て、一部2階建てである。しっくいに柱や梁などを見せるチューダー様式のためか、大きな建物だが全体に軽い印象がある。

鵠沼の原風景が残る松が岡公園でひと休み。ここは西洋史の村川堅固・堅太郎親子の別荘地であったという。私たち世代の多くは高校時代、堅太郎の教科書「世界史」のお世話になった。小田急線を渡ると鵠沼は迷路のような町になる。県道下を潜り鵠沼運動公園へ(トイレ休憩)。そして引地川沿いに南下し134号線で引地川河口の鵠沼橋に出た。カモメの群れの鋭い声が騒がしい。

鵠沼海岸遊歩道を歩く。気温が高くて、海水温が余程上昇しているのか、目の前の江の島が青くかすんでいる。湿度が高く潮風が体にべとつく。彼岸が過ぎて湘南海岸はシーズンオフ、海の家がすっかり取り払われていた。

弁天橋を渡り、ヨットハウスへ12:30頃着いた。うれしいことに参加者に江の島饅頭が配られた。2階で食事。食事後に観歩表彰が行われ多くのウォーカーが表彰された。
このヨットハウスは2014年6月に建て替えられたもの。2階建てで屋上に展望台(津波除け?)をもつ景観スポットだ。足もとのヨットハーバー、小坪漁港、稲村ケ崎から房総半島を見渡す。西側は「かながわ女性センター」を取り壊し中だ。このセンターは1982年秋に開館したというから30年余りで閉館である。FWAも何度か総会でお世話になった所である。
(川澄武雄)