ゆっくりウオーク
藤沢市文化財ハイキングコース
鵠沼南部石造物探索
2016年
11月9日(水)

天気:曇り後晴れ  参加者:316人  距離:10km
コース: 奥田公園→花立公園→稲荷大明神→本真寺→浜道地蔵堂→鵠沼運動公園(昼食)
→鵠沼伏見稲荷神社→サーフビレッジ→鵠沼海岸駅

奥田公園をスタート 庚申供養塔
花立公園 茂兵衛の辻
原地蔵堂 仲東の辻
稲荷大明神とタブの大木 地蔵尊
本真寺でひと休み 大きな穂のパンパスグラスが目を引く
道祖神塔 鵠沼運動公園(昼食)
運動公園出発 藤原堤修築碑を脇に見て
鵠沼伏見稲荷神社 陸橋の上から正面に江ノ島が
聶耳記念碑  ゴールのサーフビレッジ 

写真提供 阪本

 藤沢市文化財ハイキングコースは生涯学習部 郷土歴史課が企画し、市内全域に20のコースがある。今回はその中のひとつで、閑静な住宅・松林の中の別荘地・湘南の海岸の鵠沼南部の石造物を訪ねるウォーキングでFWAとしては初めての取り入れである。

 今季一番の冷え込みとの予報通り寒い朝である、その上受付の時間帯は小雨が時々降る生憎の天気。しかし出発式が始まる頃には雨も上がって、西方の空が明るく好天の気配。
出発式会長の挨拶で、来年FWAが20周年を迎えるに当たり会員の木村昭夫氏・中村正彦氏に例会の記念写真撮影をお願いする旨の説明とお二人の紹介がり、委嘱状が手渡された。

 出発式、ストレッチを済ませ、10時10分頃に3班に分かれて出発した。奥田公園を出て西へ向かい国道、江ノ電を超えて小田急線の手前で最初の石造物 下水敷記念碑、続いて庚申供養塔があった。先導のスタッフにより其々の傍らに親切に紙の表示が貼り付けられており石造物が一目で分かるようになっていた。ウォーカーはこれを見て現物を覗き込んでいた。小田急線の踏切を渡ってしばらく行くと狭い道路の右に左に10個ほどの石造物が連続し見るのに忙しくなってきた。普通に歩いていたら見逃しそうな物がばかりである。小田急線に沿って南下し線路わきにある本真寺の山門をくぐった。明治35年創建の浄土宗の寺であるが、奇麗に清掃された境内の奥に鵠沼別荘地開拓創始者の伊東将行の立派な碑があった。更に細い道を左右に曲がり馬頭観音・庚申塔など見ながら行くと間もなく昼食場所の鵠沼運動公園に着いた。正午には余裕の到着でした。この頃にはすっかり空も晴れ上がり暖かい芝生広場での楽しい昼食となった。

 昼食休憩後、軽くリフレッシュ体操で体をほぐし12時20分頃出発。公園正面から引地川に出て対岸に渡り南下、10分ほどで右岸遊歩道わきに藤原堤修築碑があった、何時も例会等で通る道ではあるが改めてその存在を知った。その後次の日の出橋で渡り返し伏見稲荷神社に参拝して引地川沿いに河口に向かう、海に出る直前で道祖神、更に先の聶 耳(ニエ アル:中国国家の作曲者、鵠沼海岸で昭和10年遊泳中に水死)記念碑を説明盤を見ながら通過、ゴールのサーフビレッジへ急いだ。最後部は13:00頃にはゴールした、お疲れ様。下記に今回巡った石造物を列記しました。
今回のウォーキングは、参加者の関心が高く大変良かったと好評の声が多く聞かれた。

@下水敷記念碑 A庚申供養塔 B花立公園 C大東の辻 D観音堂跡 E馬頭観音塔 F茂兵衛の辻 G原地蔵堂 H仲東の辻 I稲荷大明神 J地蔵尊 K道祖神塔 L馬頭観音塔 M本真寺 N馬頭観音塔 O浜道地蔵堂 ○堀川稲荷社 P道祖神塔 Q藤原堤修築碑 R 鵠沼伏見稲荷神社 S引地川改修碑・道祖神塔 ○聶耳記念碑
 (阪本 茂義)