ウォークメイト(ふじさわ歩友会) 藤沢市後援
沢とその周辺の景観70景
湘南台の景観めぐり
2017
8月29日

天気:曇晴れ   参加者:131名  距離:10q  
コース:

円行公園→境川遊水地公園今田(湘南台-1)→湘南台大橋と遊水地(湘南台-3)
→ いすゞ周辺の並木道(湘南台-2)→リサイクルプラザ(その他-11)
→いすゞプラザ<解散・自由見学>→湘南台駅


円行公園で参加受付け 開会挨拶(円行公園で)
円行公園の梅林からスタート 小田急線と立体交差する道へ
遊水地公園への分岐路  本日の景観「今田遊水地のビオトープ」
 
今田遊水地の管理棟 管理棟内にあったコウノトリ飛来時の写真
遊水地の端をかすめる地下鉄、相鉄線の高架線路 境川サイクリングロードの桜並木

湘南台環状幹線道路の街路樹、アメリカ楓 本日の景観「湘南台大橋と遊水地」
湘南台高校の裏手の木陰でひと休み 本日の景観「いすゞ並木道」
リサイクルプラザ藤沢の建物  リサイクルプラザ藤沢の正門前を通過 
いすゞプラザ プラザ前で恒例の表彰 
プラザ前で入館見学の説明  プラザ内でのスナップ@エントランス
プラザ内でのスナップAジオラマ  プラザ内でのスナップB車両あれこれ 
プラザ内でのスナップC
車両の製造工程のミニチュア 
プラザ内でのスナップD
車両の製造工程のミニチュア 

写真提供 : 大牟田


天候異変が続き、夏がどこかへ行ったと云われていたが、8月下旬になって、あぶら蝉の鳴き声が似合う暑さが戻ってきたようである。今日は湘南台の、まだ残っていた景観4か所と、いすゞプラザの見学が組まれている。8月最後のサマータイム適用例会とあって、今日の集合場所・円行公園を9時17分に、参加者130人余り、いつものとおり2班編成でスタートした。円行公園は「梅と竹と紅葉の公園」として湘南台の景観に選ばれている130景のひとつである。まずは、その梅林を抜けて歩き始める。

国道、小田急線を横切って東へ。35分ほどで今日の景観「今田遊水地(湘南台ー1)」の管理棟に到着、休憩となる。まだ完成はしていないが、全貌は見渡せる。去る8月1日の大雨では、越流堤を越えて濁流が遊水地に流れ込む様子が写されていた。遊水地の縁に流れてきたゴミが溜まったままになっていて、当時の有様が想像できた。また、有事の貯水だけでなく、日ごろは、遊水地内の水辺を中心に様々な生き物が生活できる環境づくりに取り組んでいるようで、これまた、管理棟内に足環をつけたコウノトリの写真が目にとまった。兵庫県のコウノトリの郷で繁殖し、放鳥されたコウノトリが飛来し、この遊水地で羽根を休めたときの写真だという。このように生きものが飛来できる「ビオトープ」作りに万歳である。

遊水地を後に、境川に沿って遡上すると、そこは「境川サイクリングロード桜並木」で湘南台の景観に選ばれている130景である。境川を離れて湘南台の住宅街にはいる。街なかの環状幹線道路に入ると「アメリカ楓の街路樹」が続き、これまた、130景のひとつである。さらに、国道と小田急線を横切ると、今度は、引地川に架かる今日の景観「湘南台大橋と遊水地(湘南台ー3)」に出る。大橋と云われるだけあって、橋は大きい。引地川とその遊水地を渡る計画のようであるが、遊水地はまだ完成していない。橋を渡った所で左折し、湘南台高校裏手の木陰で給水休憩となる。

交通量の多い幹線道路に突き当り、右折して西の方角に向かう。藤沢北警察の前をすすむと、今度は街路樹が「いちょう」に変わる。今日三つ目の景観「いすゞ並木道(湘南台ー2)」である。まだ樹が若いためか、木陰を作るほど茂っていない。工業団地の中を回って、今日最後の景観「リサイクルプラザ(その他ー11)」に出る。2014年4月にオープンした藤沢市の環境施設で市民向けに環境啓発を企画したり実施したりしている。見学する時間がとれないため、正門前から施設を眺めるだけで通過。いすゞ並木道を今度は逆方向に歩き、藤沢北警察前を左折するとゴール「いすゞプラザ」はすぐそこだった。到着11時14分頃。ここで、恒例の参加回数の表彰と次回案内が行われ、解散。

11時30分が団体入館見学の予約時間。見学希望者には入館ステッカーが配られ、これを身に着けて参加者の殆どが館内見学に散った。いすゞプラザはこの4月に完成したばかり。商用車の役割や運ぶを支えるものづくりとか、創立80年の歴史を紹介する内容となっていて、とくにトラックが出来るまでのミニチュア化した行程やミニチュアカーが走るジオラマなどは興味をもって見ることができた。帰りは1時間に2本という送迎バスで湘南台駅まで送ってもらった。もちろん、いすゞ製の大型デラックスバスで、乗り心地満点だった。
(大牟田 宏)