特別例会 バスウオーク
武山ウォークとミカン狩り
2017
11月16日(木)

天気:晴天 参加者:71名 距離:10km
コース: 藤沢駅(小田急デパート前)⇒逗葉新道⇒横横道路⇒YRP光の丘水辺公園
→通信研究所南門→見晴台→武山不動(昼食)→津久井浜観光農園(みかん狩り)
⇒すかなごっそ(お土産、お買い物)⇒藤沢駅

 1号車の皆さん 2号車の皆さん
光の丘水辺公園でのストレッチ 武山ハイキングコース 
頂上へ向かう階段 ツツジの木の下で
武山不動尊  これから下山だ
津久井浜観光農園案内図 カゴを持ってミカン狩だ
収穫ミカンをぶら下げて  ソフトクリームがおいしい

写真提供 藤井

 藤沢駅前からバス二台、定刻8時30分に出発した。朝の相模湾からの反射光を窓に受ながらバスはゆったりとフワフワとカーブをかわしてゆく。横横道路の佐原インターからリサーチパーク入口を右折しトンネルを越えると、そこは光の丘と称する開かれた丘陵地帯に電波・情報通信技術に特化した企業・大学研究開発拠点地である。YRP(横須賀リサーチパーク)はまわりに豊かな自然が保たれ、研究開発に適した環境の中、大きなオフィスビルが点在し、生活棟もあるそうだ。

 YRPセンター1番館にあるカフェテリアの前を右折し、バスは突き当たりにてUターンして止まった。
目の前は「光の丘水辺公園」である。暖かい日差しの中、池の淵にてバス1号車、2号車別に集合写真を撮る。もう既に色づいた木々を配した池を一回りし、ストレッチでぐ〜と背伸びをしてウォーキングがスタートした。高台にひときわ目立つ黒いビルはNTT。その正面入口の反対側の脇道に入った。

 すぐ山道だ。登りが続く。武山は200mの低山であるが、上るにつれて、ゆっくりの人は後ろにまわる。あたりが開けたところで一休み。見渡せば三浦半島の先端まで見え、大島も大きく見えた。一汗かき、さらに階段を上りきると電波塔が有り展望台がある。その先歩を進めると朱塗り武山不動尊が現れ、参拝してきた。この不動尊は航海安全の浪切不動として広く知られ、漁業関係者から厚く信仰されているという。この武山山頂で楽しいお弁当を広げた。ここはツツジの名所であるが、この時期花はなくただの樹木である。
 
 午後12時、この武山を下山する。長い下り坂、やがて左手に黄色く実ったミカン畑が見えてきた。斜面一面がミカンである。我々はもっと下って、津久井浜観光農園に着いた。ここで手続きをし、みんな揃って102号農園まで行き、入場した。ミカン狩用のはさみを手に、たわわに実るミカンの木に向かい早速、口いっぱいにほおばる。甘い。もう一つ、もう一つと手が伸びる。お土産に持ち帰りたい人は入場の際、網かごをもらいその中へ入れ、退場の際、計量して代金を支払う。観光農園脇の駐車所には既に二台のバスが待っていた。それぞれ満足顔でミカンのかごを手にバスに乗り込んだ。
 
 バスは津久井浜に出て三浦海岸を走り、引橋から三浦街道にはいり途中、農産物直売所「すかなごっそ」に立ち寄った。野菜をはじめ、卵、花、お総菜など販売していて賑わっている。特に近隣の牧場のソフトクリームを美味しそうに食べている女性軍、幸せそうである。そしてバスは三浦縦貫道、横横から逗葉新道を経て、藤沢に戻ったのは4時前であったろうか。今日一日楽しい思いの顔がバスより降り立った。
 (藤井 誠)