ゆっくりウオーク
藤沢市文化財ハイキングコース
藤沢宿から
片瀬旧道・江の島道
2017年
12月8日
(金)

天気:曇り  参加者:294人  距離:@7km A12km
コース: 御殿辺公園→遊行寺→道標「えのしま道」(藤沢橋)→庚申堂→旧近藤邸
→奥田公園(@ゴール)→A新林公園→岩屋不動尊(カット)
→諏訪神社下社(カット)→常立寺→洲鼻公園(Aゴール)
注:昼過ぎから雨予報のため一部コースをカット

   * 今回のコース上(計画時)にある文化財の説明は こちら をご覧下さい。    

御殿辺公園で出発式 3班(ショート)の出発
遊行寺冠木門 いろは坂を上ると黄金の大銀杏が
遊行寺本堂前 蔵前ギャラリー前を行く
遊行通りロータリーの道標 庚申堂前でご案内
サンパール広場を通過 ファミリー通りを南に向かう
大源太公園の道標 旧近藤邸
ショートコースのゴール 新林公園でトイレ休憩後の出発
馬喰橋でご案内 諏訪神社上社
密蔵寺でご案内  江ノ電踏切で電車の通過待ち 
江ノ電電車が江の島駅に到着  ゴールの洲鼻公園でIVVを受取る 
 ゴール後公園で昼食

写真提供 阪本

 今年最後のゆっくりウォークは、藤沢市文化財ハイキングコースで昨年の11月に続き第二弾のウォークである、今回は片瀬旧道・江の島道の文化財を訪ねて歩く。

 朝早くは晴れ間のあった空も雲に覆われ、肌寒い天候となったにもかかわらず300人近いウォーカーが集合場所の御殿辺公園に参集された。午後には雨模様との予報があり、リーダーのコース説明の際に、立寄る箇所を一部カットし昼食休憩も取らないで早めにゴールを目指すとの説明があった。雨の降り出す前に歩いてしまおうという取り計らいである。コース地図の裏には今日歩いて巡る文化財の解説が印刷されている、リーダーの意気込みが感じられた。出発式の後、ストレッチもそこそこに9:45頃ロングの1・2班がスタート、ショートの3・4班も後に続いた。

 公園を出て市民病院前から藤沢公民館を経由し境川沿いの細い道を通って遊行寺冠木門を潜った。いろは坂を上っていくと正面に遊行寺の大銀杏が黄金に染まり思わず感嘆の声が上がった、見事な黄葉である。しばしのトイレ休憩の間、みんな大銀杏に見とれていた。朱色の遊行寺橋を渡り藤沢橋の袂に最初の道標「えのしま道」がありスタッフが案内してくれた。蔵前通りから遊行通りに入ると同様の道標、庚申堂境内の青面金剛石像と石造物が続き、同様にスタッフの案内があった。サンパール広場を足早に過ぎ駅南口から南にのびるファミリー通りを真っすぐ道標を見ながら行くと間もなく大源太公園、ここで左折し市民会館へ向かう。国道の歩道橋を渡ると直ぐ市民会館前の旧近藤邸である。ショートコースはここでゴールである、お疲れさまでした。

 ロングは旧近藤邸を正面から眺めて、この先奥田公園経由、新林公園でトイレ休憩を取る、公園奥には旧福原家長屋門や旧小池邸が移築されている。公園前通りから江の島道に出てひたすら江の島へ向かう。小さな川にかかる馬喰橋では、昔よく橋が流され旅人が難儀したという説明があった。左右に道標、庚申供養塔、石像を見ながら旧江の島道を行く。この辺りは昔の石造物が沢山残っており立ち止って見るのも忙しい。

 江ノ電の踏切を渡り土産物屋が並ぶ洲鼻通りを通ってゴールの洲鼻公園に着いたのは12時を過ぎていた。IVVを受取ったウォーカーは公園内で昼食を取る人、洲鼻通りか江の島界隈を楽しみに行く人、帰路を急ぐ人など其々に散っていった。
雨に降られず、歩いている分には丁度良い気温で文化財を楽しめたウォークであった。
 (阪本 茂義)