ゆっくりウオーク
    遊行寺の節分
2018年
2月3日
(土)

天気:晴れ  参加者:303人  距離:11km 
コース: 大船駅→金井公園→小雀公園→東正院信号→俣野別邸庭園(昼食)
→遊行寺(解散)
金井公園を出発 関谷川沿い
小雀公園で休憩 だらだら坂をもくもくと
1号線 影取町 俣野別邸庭園で昼食
別邸玄関 別邸2階から
俣野別邸を出発 東海道松並木跡
遊行寺横でゴール 本堂内で豆まき


豆まき
境内へ

写真提供 川澄

節分ウォーク 3年ぶりに遊行寺がゴールとなった。珍しく今回は金井公園(横浜市戸塚区)が集合場所になりJR大船駅から3キロほどを、柏尾川沿いに歩いて向かった。寒入りして寒さがますます増した節分だが、比較的天気に恵まれ40分も歩くと、体が温まって来た。広い金井公園に305人のウォーカーが集まった。2月のゆっくりウォークでもある。

9時50分に3班に分かれてスタートした。すぐ関谷川に出る。川というより灌漑用水に近いが、境川の支流である。今日のウォークは柏尾川、関谷川、滝川と境川の支流に沿って歩くが、鎌倉市、横浜市、藤沢市の市境を歩くウォークでもある。ごく普通の田園地帯を歩いたが、時々川の瀬音が聞こえてくるのが心地よい。

曲がりくねった緩やかな上り坂が続いて、10時過ぎ小雀公園でトイレ休憩をした。小雀公園を出てからも平凡な田園風景が続いた。途中で付近の人々から、どこの団体ですか?と訊かれたりする。11時過ぎに国道1号線、影取にでた。そして昼食場所の俣野別邸庭園に着いた。節分の庭園風景は、さすがに花は少なく梅ばかりが目立っていた。藤沢市の生涯学習部長や市民病院の事務局長など要職を歴任された永井洋一さんと一緒に昼食をとった。永井さんは昨秋FWAに入会され、今回がデビューウォークである。

遊行寺の豆まきは1時30分からで、時間調整のため俣野別邸庭園で12時30分までいることになった。時間があるので、(住友家)俣野別邸内を拝見する事にした。普通は少人数の見学でもガイドさんがついてくれるらしい。今回は30分ほどしかなく慌ただしかったが、気持ちの良い空間であった。全般的に建物が軽く、開口部が広くて明るい。花の季節にぜひ再訪したいと思った。12時30分に俣野別邸を出発した。大鋸の松並木跡から遊行寺坂を下り遊行寺横で解散した。

時宗総本山 遊行寺の節分追儺式(豆まき)は1時30分から本堂で大般若経の転読があり、他阿真教上人が読経のあと「福は内」と堂内で二度豆をまかれた。境内特設ステージに進まれる遊行上人に、あちこちから「おめでとうございます」と声がかかった。今年百歳になられるという。合掌しているシニアの人々も見受けられた。特設ステージまでお上人の足取りは、やや心細かったがステージでのご挨拶は、まだまだ壮年の大音声であった。法螺貝が鳴り響くなかで豆まきがはじまった。
 (川澄 武雄)