相模國 準四国八十八箇所めぐり C |
2018年 2月18日 (日) |
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天気:晴れ 参加者:341名 距離:12km |
コース: 土打公園→(45)四ツ谷不動尊(廃寺)城南八坂神社内にあり→(87)泉秋寺 →(2)千手院阿弥陀堂(廃堂)丸山共同墓地内にあり→舟地蔵公園(昼食) →(82)大庭観音堂(廃堂)端山氏宅内にあり→(30)宗賢院→(26)養命寺 →藤沢本町 (カッコ内数値は札所の番号) |
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会長挨拶 | ストレッチ | ||
土打公園スタート | 四谷交差点近くの路地 | ||
1番目の札所「四谷不動尊」(45) | 大庭隧道入口 | ||
泉秋寺上り階段 | 2番目の札所「泉秋寺大師像」(87) | ||
大庭墓苑脇の道 | 大庭のけやき通り | ||
二番構公園(トイレ休憩) | 3番目の札所「千手院阿弥陀堂」(2)(首無し) | ||
3番目の札所「千手院阿弥陀堂」(2)(首有り) | 舟地蔵公園(昼食) | ||
舟地蔵公園スタート |
4番目の札所「大庭観音堂」(82)(端山氏宅内) (藪超し) |
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4番目の札所「大庭観音堂」(82)(端山氏宅内) (お堂入り) |
5番目の札所「宗賢院」(30) |
6番目の札所「養命寺」(26) |
写真:露木
この例会は平成28年からシリーズで実施しており、今回は4回目である。第一回は平成28年4月21日(木)で8札所、第二回は平成29年1月16日(月)で9札所、第三回は平成29年10月10日(火)で12札所、そして今回は6札所をめぐり、88札所のうち35札所を訪ねることとなり、今年度は6月と10月のあと2回の計画がある。 最近の朝の温度は日替わりに変化しており、今朝はかなり空気が冷たく指先が凍えそうに感じられたが、集合場所の辻堂駅近くの土打公園には元気なウォーカーが341名も集まった。 受付で配布されたコース地図の裏面には本日めぐる6札所の写真と解説が記述されており、目を通すウォーカーも多く見受けられた。 本シリーズの概要は第一回実施後のFWAのホームページに掲載したが、再度触れておこう。 江戸時代の末期、鵠沼の住人,浅場太郎右衛門は弘法大師を深く信心し、四国まで行かずに誰でもお参り出来るような霊場を作りたいと思い、四国八十八箇所を倣い、相模國 準四国八十八箇所を作った。鎌倉、藤沢、茅ヶ崎、寒川、横浜へ弘法大師石像を設置し、巡礼地とした。 馬場会長の挨拶、コース説明、ストレッチ体操を済ませ、3班に分かれて土打公園をスタートした。(9時15分) 公園を出て、羽鳥交番前の信号を右折し、最初に訪れた「四ツ谷不動尊」(45)は昔、東海道と大山街道との分かれ道にあったが、藤沢バイパス工事(国道1号線)の建設のため、道路向かい側の八坂神社の境内に移され、新しい小堂に収められていた。 再び羽鳥交番前に戻り、大庭隧道(467m)を抜け一つ目の信号の先に2番目の札所「泉秋寺」(87)があり階段を上り本堂の左側に大師像があった。 この先大庭のけやき通りを行き、二番構公園でトイレ休憩となった。(10時30分)休憩後、3番目の札所「千手院阿弥陀堂」(2)に向かった。そこはライフタウンの奥「丸山共同墓地」内にあった。千手院は明治6年に廃寺令により廃寺になり、院跡は共同墓地になり、大師像は小堂と共に残されたが、その後の土地区画整備のため、道の反対側に移された。この像は首が欠損しており、その後最近造られた大きめの小堂には首のある大師像が安置されていた。ここを出て南下し、昼食場所の舟地蔵公園に到着、陽射しの暖かな芝生などで楽しい食事となった。 午後は公園を出て少し先の道を左折(上り道)を行き、右手の藪の中に4番目の札所「大庭観音堂」(82)が見えた。ここは「端山さん」の宅内にあるため、大勢での拝見は無理とのことであった。(筆者は別途お伺いして写真を撮らせてもらったので掲載した。) 道を下り5番目の札所「宗賢院」(30)に向かった。由緒ある寺で立派な本堂があり、その左手に石の上に座った像があった。そして本日最後の札所に向かう。県道43号線を行き、左に明治小学校を見て、高架下(バイパス下)を潜り、東海道に出て左にメルシャン工場を過ぎると「養命寺」(26)に到着。このお寺は藤沢七福神めぐりでお馴染みであり、階段を上った左手の石仏群の中に首が取れて置かれてあった。ゴールは小田急線藤沢本町駅前であったが、ここでIVVを渡し自由解散となった。 (露木 照久) |