ウォークメイト(ふじさわ歩友会) 藤沢市後援
沢とその周辺の景観70景
女坂・花桃の里
2018
3月30日

天気: 晴れ   参加者:86名  距離:10q  
コース:

御所見市民センター 広場→用田寒川社(70景 寺社−5)→女坂→薬王院
→女坂・花桃の里(70景 御所見−3)→滝谷戸地蔵前→新22号線
→くずはら里山広場(解散後 自由昼食)


御所見市民センターを出発 用田寒川社
横須賀水道路 花桃祭りポスター
花いっぱいの尾上さん宅 苗木ハウス 
女坂桃源郷へ 女坂桃源郷へ
薬王寺から 女坂廃棄物最終処理場
新幹線近くで 菜の花の香
芝桜風景  くずはら里山広場でランチ

写真提供 : 川澄


 「まだある景観70景」ウォークは、皆さまから好評のうちに今回が最終回である。2014年3月にスタートして4年半、今回の86人を加えて合計が4758人の参加人数らしい。本当に有難うございました。

 今回は御所見に女坂の桃源郷を訪ねる。御所見市民センターに集合し、出発式では完歩者の表彰も行った。10:15に出発、今春は彼岸頃から気温が高くなり、桜の開花が全国的に早いが、花桃の里もちょうど満開だよ!というような話もあって皆さん元気にスタートした。

 用田バイパスの新用田辻を渡ると、用田寒川社である。大きな鳥居の奥に大樹が続く参道を進むと静かな境内に古社がある。新幹線を潜って中原街道を北上する。綾瀬市との市境に沿って南進すると、花桃が美しい下り坂に出る。チーフの広瀬さんによると、この道は横須賀水道路らしい。

 花桃に見とれて進むと「第7回 女坂花桃祭り 4月7日」主催は「女坂に花桃を育てる会」というポスターがあった。このように頑張って、まちづくりに取り組んでおられる地域は他にも多いが、本当に有難く思う。御所見の花桃のリーダーは尾上さん(尾上工務店)と聞いた。途中に尾上さんのお宅があり、きれいなお庭をそっと拝見した。少し歩くと大きなビニールハウスがあって、中で花桃の苗木が育てられていた。現在花桃の木は450本らしいがこれを1000本に増やすとか。

 花桃は白色、桃色、真紅とあと接ぎ木によって色が混ざっているものがある。菜の花やパンジーなども植えられて、春景色を堪能させてくれる。薬王寺という日蓮宗のお寺に出た。ここにも白や桃色の花桃が満開である。トイレをお借りした。薬王寺を過ぎたところで藤沢市の「一般廃棄物最終処分場」が建設工事中である。将来供用が開始されて、この辺りの風景がどのように変化していくのだろうか。

 新幹線が頻繁に通過している。線路に沿って花桃や菜の花が満開である。菜の花の群生があって芳香がすばらしい。春の空気が満ち溢れて幸せいっぱいの感!新幹線を潜る手前辺りで道から下の畑につづく斜面に、白やピンクの芝桜が広がっていた。写真を撮っていると畔で芝桜の手入れをしている老女から声を掛けられた。畑の奥の畦道から撮れば、道路の桜も一緒に撮れるよといわれた。お礼を言ってしばらく話をしていると集団から大分遅れた。

 用田の町を突き抜けてバイパスに出て、ゴールのくずはら里山広場に向かった。12時過ぎに着いたが、皆さんはIVVをもらって食事をしておられた。好天気に恵まれた楽しいウォークであった。
(川澄 武雄)