特別例会 藤沢市協賛
ビーチクリーン&ウオーク
2018年
5月27日
(日

天気:晴れ 参加者:37名 距離:10km
コース:片瀬東浜→神戸橋→腰越行政センター→モンタナ修道院→西鎌倉小前
     →青蓮寺→手広→深沢高前→新川名橋→奥田公園→秩父宮記念体育館

片瀬東浜のビーチクリーン会場 鈴木藤沢市長の挨拶
新登場の金属ごみ拾い<ハンドマグネット> 江の島をバックにゴミ拾い
まだまだあるぞ浜のゴミ さーウォーキングの出発だ
東浜沖にはヨットやスタンドボードがいっぱい 腰越行政センターでトイレ休憩
小魚がいっぱいの神戸川を覗き込む 狙った小魚をゲットしたゴイサギ
渡辺スタッフはロードクリーンに奮闘 西鎌倉のモノレールの下を行く
藁葺きの成瀬住宅(鎌倉市指定文化財) 鎖大師青蓮寺
東レ研究所前の通りを進む 奥田公園でIVV受取り
賑わうフェスタ会場 ステージではギターの合奏が

写真提供:阪本

 午前9時、片瀬東浜海岸。好天のもと恒例の“ビ−チクリ−ン”が開催された。10時までの約1時間の海岸清掃である。FWAが毎年5月の最終日曜日に行われるこの催しに参加するのも今年で19回目。相模湾に面する6か所で行われるが、片瀬東浜海岸がFWAの定位置である。

 ふだんは静かな波打ち際に江の島がどんと姿を見える東浜であるが、この日の浜辺には人、人、人で砂浜が見えないぐらい・・・・。市の発表によると今日は東浜だけで三千数百人の参加者だそうだ。

 開会式の最前列に並んでいると鈴木市長が目ざとくFWAの旗に気が付き「連日ご苦労さん」と声をかけてくれる(昨日の朝“ふじさわウォ−ク2018”の開会式に参列し挨拶をしてくれたのでFWAの印象が残っていたのだろうが市長から声をかけられるのは、こちらとしても悪い気はしない)

 今年のキャンペ−ンに初登場したのが金属ごみ拾い用<ハンドマグネット>である。この機器は砂浜を引きずって歩くだけで磁石に付いたクギや金具類などが拾い上げられるという代物で、当協会にも5個貸与された。ただしクギ、金属類は波打ち際よりコンクリ−ト護岸付近で見つかることが多いらしく、今日の場所では、引っかかってくるのは砂鉄のみで、宝の持ち腐れとなったようだ。

1時間ほどでゴミより人の多かった“ゴミゼロキャンペ−ン”を終了する。恒例のウォ−キングの参加者はスタッフを含めて37名。東浜から腰越行政センタ−に向かう。海岸を歩いているときは心地よい潮風で良かったが山側に入ると、風もなくなり、湿度も高いのでどっと汗が出で来る。センタ−で水分補給、トイレ休憩ののち西鎌倉小学校経由で<鎌倉市指定文化財・藁ぶき屋根付き住宅の成瀬住宅>に向かう。緩やかな道を下り、青蓮寺を左に見た右側に岩をくりぬいた穴(通用門)があり、その先にあるのが<成瀬住宅>で、その藁ぶき屋根は歴史を感じさせる。そこからはふだんは通らない住宅街を通り、東レ研究所正門前に出る。そして新川名橋を経てゴ−ルの奥田公園へ。到着は12時前、2時間弱の心地よいウォ−キングであった。

 最後に、今日は特記事項が一つ。それはスタッフのなべちゃんこと渡辺さんの奮闘である。彼はウォ−キング中最後尾を歩いていたが、終始ゴミ袋を持ち歩き、東浜から奥田公園までの間に空袋を満杯にしていたのである。彼にとって、今日は“ビ−チクリ−ン”ではなく“ロ−ドクリ−ン”であったようだ。御苦労さんでした。
(谷村 彪)