大山山麓の秋 2018年
10月6日(土)

天気:曇り  参加者:179人  距離:14km
コース: 金山公園→伊勢原大神宮→大山街道→三之宮比々多神社→洞昌院
→伊勢原総合運動公園(昼食)→JAあふり〜な→伊勢原駅

 中央通りを行く
伊勢原大神宮の鳥居をくぐり 内宮・外宮二社殿とご神木
道路端のオレンジコスモス 大正十五年・鈴川橋
ススキの香り 比々多神社での参拝
鈴川に架かる三ノ宮橋 太田道灌の墓
白いコスモスが 柿のもぎ取り風景
新東名高速道の建設 伊勢原総合運動公園でのランチ


専修大学グランド脇を下る
アメリカハナミズキの紅葉
JAあふり〜な でお買い物  安かったよ! 

写真提供 藤井

 大きな台風が今、九州あたりを北上している。その為南風が湿気を運んで気温が上昇するという。
線路脇にある金山公園が受付会場であった。まだ紅葉にはほどとおい桜の木、それでも黄色い葉がかなり落ちている。出発式を終え、9時15分過ぎに3班に分かれて出発した。

 伊勢原の町中、中央通りを10分進み、伊勢原の地名になった伊勢原大神宮の鳥居をくぐった。参道に沿って進み、内宮・外宮二社殿形式の神社、外宮の石段を登って参拝し、内宮に移動し再びお参りをする。砂利を敷き詰めた庭にご神木の大きな楠がそびえている。各班、列を整えて神社を後にした。

 気温が上りカメラを片手の私の顔は汗が滴っていた。大山街道をしばらく歩き、五霊(ごりょう)神社(じんじゃ)の角を左に進んだ。東名高速道近く、鈴川にかかる鈴川橋を渡る。この橋はかなり古く大正十五年と彫られていた。高速道をくぐり、広々とした畑を見渡しながら、相模國三之宮比々多神社に到着した。この比々多神社の歴史はかなり古く1万年にも及ぶと聞く。穏やかな空気の中お参りを済ませ、出発した。神社の裏手より出て、改装中の能満寺への石段を仰ぎながら、又鈴川にかかる古い橋、三ノ宮橋を渡る。これも昭和一桁代の竣工で4輪車は通れない。

 次は太田道灌のお墓がある洞(とう)昌院(しょういん)に向かう。向かう道すがら、秋の味覚、柿がたわわになる柿畑を眺め、又、歩道にまでひろがるコスモスの花、秋を感じる。道灌の墓は洞昌院の裏手になる森の中にあったが、今日訪れた時は森がなくなっていた。周りの木々が切られ、明るくなり住宅が背景になると、威厳さがない。墓の両側に大きな松の木の切り株が保護されている。手を合わせ先を行く。

 12時過ぎには昼食場所の伊勢原総合運動公園に到着し、それぞれ木陰のベンチに腰をおろし、待ちに待ったランチタイムを楽しんでおりました。この公園から大山が見られるのだが今日は雲に覆われている。

 午後は運動公園を後に、伊勢原の駅へ向かう。途中、アメリカハナミズキの紅葉並木を見上げ、駅近くのJAあふり〜なの前で解散となった。新鮮な地場農産物直売所である。買い物籠に秋の産物を買い求める姿は幸せそうであった。
(藤井 誠)