ウォークメイト(ふじさわ歩友会)
江の島じっくり初詣
2019
1月23日

天気晴れ   参加者:98名  距離:Km 
コース:

クラゲ広場→青銅の鳥居→辺津宮→中津宮→さざえ島
→龍口寺→江ノ電 江ノ島駅→洲鼻公園(ゴール)


新江ノ島水族館横のクラゲ広場でストレッチ 片瀬橋を渡って江の島を目指す
弁天橋から江の島へ 江の島 青銅の鳥居
江島神社への急な石段を上る 辺津宮でお参り
中津宮でお参り 江の島下り道で広がる景観
花壇広場の花の中の散策路 河津桜がもう咲き始めている
湘南港(ヨットハーバー)への近道を下る ヨットハーバーのヨットハウス
珍しいウォーターレスキュー艇 さざえ島のタイドプール
完歩者の表彰 ウォーキング教室
さざえ島展望台からの景観 江の島島民が暮らす生活道
龍口寺前を江ノ電が通過
龍口寺の五重塔へ階段を上る
仏舎利塔前でひと休み 洲鼻公園にゴール

写真提供 : 阪本


大寒を過ぎたばかりの冬まっただ中にしては、風はなく暖かな朝である、天気も上々。集合場所は新江ノ島水族館横のクラゲ広場だ、久しぶりの利用である。
今年最初のウォークメイト、馬場会長の挨拶では今年の夏季7・8月はウォークメイトを実施しないことを参加者に伝えられた。近年夏場の猛暑が顕著で、ウォーキング経験の少ない参加者は熱中症の危険があるとの配慮からである。またチーフリーダーから、江島神社の意向で団体歩行と旗を掲げることはできないので、小人数グループに班分けし、旗なしで歩きますとの説明があった。

出発式後、10:20に10〜12人の7班体制で間隔をとりながら順次出発。西浜に出ると海は凪いでとても穏やかである。真向かいに大きく見える江の島に向かって片瀬橋を渡り地下道から江の島へ渡る弁天橋へ。この橋は来年のオリンピックに向け補修工事中で、片側半面しか通れない所が多くスムースには歩けなかった。江の島に入ると正面の歴史を感じさせる青銅の鳥居(文政4年<1821年>建立)が迎えてくれる。江島神社参道の仲見世通りは混雑はなかったが、タコせんべいを焼く店にはいつものように列ができていた。赤い大きな鳥居を潜ってここからは急な長い石段を上って行く。どうしても上れない人は左の回り道の緩い階段を上り途中の花壇の広場で待ち合わせ。一方江島神社辺津宮へ喘ぎながらやっと上った参加者は拝殿に参拝し、花壇の広場を経由して次の中津宮に向かって更に石段を上って行く。中津宮を参拝して花壇に戻る途中は景観が急に開け、眼下に江の島湘南港・ヨットハーバーから海を隔てた腰越港・町並みまで一望できる、ウォーカーから素晴らしい眺めに感嘆の声が聞こえた。花壇では黄、紫のパンジーほか色々の花が植えられ散策路を歩くウォーカーの目を楽しませてくれた。

花壇を後にし石段を少し下って行くと、ヨットハーバーへの近道を右に分ける。この細い道を急な階段に注意を払いながら下る、こんなに上ったのかなと思うぐらい長い下りであった。やっと下りきると直ぐ先にヨットハーバーのヨットハウスがあり、その奥のさざえ島に向かった。ヨットハーバーからプロムナードの突起にあるさざえ島(タイドプール)の周りをぐる―と回る。内側のタイドプールは、岩場があしらわれ潮の満ち引きにより海水が流れ込むようになっており、石段を下りて磯の生物を観ることもできる。ひと廻りして中心の小高い展望台の階段に腰掛けて休憩する。ここでWM恒例の完歩表彰があり、今回5人の方が表彰され記念品を受け取った。ウォーキング教室もあり「元気なカラダをめざそう」をテーマに、からだと食事について話があった。

その後、観光客で賑やかな表通りとは一味違った裏通りを通って弁天橋まで戻る。この通りは島民が暮らし小さい店や民宿などもある閑静な生活道で、昔からの江の島の雰囲気を味わえる貴重な場所である。
弁天橋を渡って片瀬に戻り日蓮聖人の「龍ノ口法難」で有名な龍口寺を訪ねる。仁王門から山門を潜って門を仰ぎ見ると精緻な彫刻がぎっしりとめぐらされ圧倒された(山門は元治元年<1864年>竣工、中国の故事が彫られているそうだ:HPより)。本堂を参拝し、滅多に行かない裏手の龍口山中腹の五重塔へ階段を上って行く、間近で見る五重塔(明治43年<1910年>建立)はとても大きかった。更に高台の仏舎利塔まで上り参拝、仏舎利塔の正面上段には黄金色の仏陀坐像が輝いていた。参加者の中には、ここまで来るのは初めての方も多くきつい上りであったが、満足そうであった。
暫らく休んだ後、山を下り江ノ電江の島駅前を通って予定通り12:30頃、洲鼻公園にゴールした。IVVを受け取り、参加者は昼食・観光・帰路へと其々に散って行った。お疲れ様でした。
(阪本 茂義)