ゆっくりウオーク
フジロード
2019年
5月1日
(水)

天気:曇り、晴れのち雨  参加者:348人  距離:@8km A14km 
コース: 土打公園→端山藤園→舟地蔵公園(自由歩行)→高山橋(@ゴール)
→海の近道→辻堂海浜公園(Aゴール)
土打公園の藤棚 出発前のストレッチ
大庭隧道から抜け出る 端山藤園に到着
ピンク色のフジ いい匂いが漂う
長い花房に囲まれて 白フジへと代わる
白フジだ オオムラサキツツジ
舟地蔵公園の花壇 城下橋付近の藤棚
引地川沿い柏山神社 高山橋ゴール模様
わずかに咲くフジアーチ 海岸遊歩道
14kmゴール地 ゴールしてからの昼食

写真提供 藤井

 「令和」時代の幕開けにふさわしく、早朝まで雨が降っていたが、ここ辻堂駅近くの土打公園は朝日があたり、公園の緑は若草色に輝いている。公園の奥には藤棚がありこの光を受け藤の花が見頃である。今日のゆっくりウォークは藤沢市の花として制定しているフジの花をめぐるコースである。先月(4/27)にNHKニュースにも取り上げられた「フジロード」を歩く。

 受付会場の土打公園からスタートし、最初に訪れる「端山藤園」は見頃を迎えているという。参加者の多くの人がゆっくりと観賞して頂ける様に、小人数ごとに別れ、40人ぐらいずつの班分け(8班)で訪れた。

 「端山藤園」には10時過ぎには到着した。最初に目に入ったフジは薄ピンク色をした花房が迎えてくれた。藤園の庭先に入るとプ〜ンといい匂いがしてきた。フジの花の香りだ。右手には鉢植えのフジが並べてある。一回りして、左手に藤棚から長く垂れ下がったフジが見事に奥行き深く続いている。この花房の下をやや腰をかがめ入ってゆく。良い香りと共になんともいえぬ藤色の花に囲まれ心が癒やされる。顔に花房が触れ、さらに奥へと進むと、白フジに代わっていた。一つひとつの花が大きい。ぼってりとした花房だ。藤棚を出ると向かい側にはオオムラサキツツジが鮮やかな紫色をして咲き誇っていた。
 
 藤園を出てすぐ舟地蔵公園に到着。今の時期はどこへ行っても緑が綺麗である。この公園の中心には大きな円を描いた花壇があり、色とりどりの草花が咲いている。背の高いメタセコイヤの木は若草色である。ここで地図にチェックを受け自由歩行となる。地図を頼りにフジロードを自分のペースでゆっくりと歩いて楽しむのだ。仲間同士が談笑しながら向かいの信号を渡っていった。小糸川沿いにまっすぐな道を行き、引地川との合流地に藤棚があり紫色の花をいくつも付けていた。

 引地川沿いを河口に向けて歩む。地図には川沿いにいくつかの「藤棚」の印がある。8kmのゴールである高山橋までに「藤棚」の印があるが見落とした。この高山橋でゴールして藤沢方面、辻堂方面に向かう人々を見かける。私はさらに進み、いくつかのフジのアーチを見つけては近寄って見るがどれも葉だけで花は1〜2房ぐらいである。藤沢市の花に指定されているのに寂しい。フジロードから「海のちか道」を抜け海岸にでた。風も無く穏やかな海だ。「しょうなんの森」から松林に入り、散策路は辻堂海浜公園に続いていた。公園内は広々として休日を楽しむ多くの人々が楽しんでいた。14kmゴールはリュウゼツランと大きな椰子の木がある花壇の前であった。既に到着した人達はベンチで昼食を取っている。皆様お疲れ様でした。

(藤井 誠)