ウォークメイト(ふじさわ歩友会) 藤沢市民まつりを 楽しもう |
2019 9月29日 (日) |
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天気: 曇りのち晴れ間 参加者:88名 距離:8Km |
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コース: |
若尾山公園→御所ヶ谷橋→奥田堰跡碑→舟玉神社[→感応院→山王神社] |
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若尾山公園で出発式 | 出発前に身体をほぐす |
公園を出発 | 境川遊歩道 |
向かい側には石造物群が | 舟玉神社前 |
遊行寺前の信号を渡る | 遊行寺境内にて |
遊行寺 冠木門の惣門 | ふじさわ宿交流館でひと休み後の出発 |
市民病院前 | 白旗神社前 |
藤沢宿の通りに向かう | 済美館で完歩表彰 |
荘厳寺本堂を拝観 | 荘厳寺境内にある弘法大師像 |
永勝寺参拝 | 弁慶塚を覗き込む |
弁慶塚からの戻り道 | ゴールの蔵前ギャラリー |
今日は先日来の雨の予報が変わって終日曇り空の一日らしい。そんな空模様の中、集合場所の若尾山公園には80名を越える参加者が集まってくれた。 チーフリーダーによるコース説明で雨の心配がある為、一部コースを短縮するとの説明があった。 昨日、今日は藤沢市民まつり。その日を選んで設定した今日のウォークメイトは、祭り気分の中の藤沢宿にある社寺と旧跡を訪ねる。 3班体制に小分けして10:20頃出発。公園を出て境川を渡り左岸を溯る、川沿いに奥田堰跡の石碑の前を通り車道に出て、舟玉神社を左に見て先にある遊行寺を目指した。遊行寺の境内では、昨日はプロレスが開催され大変賑わったようだが、今日は何も催しがなく静かでひっそりとした寺らしい雰囲気に戻っていた。いろは坂を下って「ふじさわ宿交流館」でひと休みして白旗神社、義経の首洗井戸を経由して済美館へ、ここでは休憩と完歩者の表彰を行い、6人の方が表彰された。おめでとう! この先、真言宗 荘厳寺を訪ねる。この寺では事前に住職にお願いし本堂を公開して頂き、中に上って、ご本尊の不動明王(運慶の作と伝えられている)と、白旗大明神と書かれた源義経の位牌を拝観させて頂いた。境内には相模国準四国八十八箇所のうち四番と十番の弘法大師石像が安置されており、FWAの相模国準四国めぐり例会でも2017年10月に巡拝している。 更に近くの浄土真宗 永勝寺を訪ねる。境内には旅籠小松屋で飯盛り女として働き亡くなった人の墓石が幾つも立っている。寺から寺へ続く細い道を縫って脇にそれて上って行くと小さな祠がり、中には弁慶塚と彫られた石塔が建っていた。一旦車道に戻り、その先の本町郵便局脇から右折し左の脇道に上って行く。笑宿庵跡(医師の小川泰堂居住跡*)と説明され、あまり広くない敷地がそこにあった。説明板は無く、今は小さな教会の建物が建っているだけである。 更に細い道を上って行くと藤沢小学校の裏手に出た、周りは木々に覆われ薄暗い道でこんな所を通るのは初めてである。坂道と階段を下って広い車道に出ると藤沢橋交差点近くであった。更に駅に向かって旧江の島道に入ると間もなくゴールの蔵前ギャラリーに12時過ぎに到着、参加者はIVVを受取り市民まつりで賑わっている駅方面に消えて行った。お疲れ様。 駅近くまで来ると周辺では市民まつりもたけなわ。丁度、湘南なぎさ連の阿波踊り、太鼓や笛の音色が賑やかな山車がゆっくり大通りを練り歩いていた。大勢の人が繰り出し、大変賑やかな駅周辺であった。 *小川泰堂:文政から明治にかけて、父のあとを継いで医者として地域に貢献、藤沢の発展に尽力、「高祖遺文録」や藤沢の古典地誌『我棲里』などを執筆、すぐ近くに小川家の墓地もある。 (阪本 茂義) |