イヤーラウンド フリーウォーク
自由歩行
2020
12月4日
(金)

天気:晴れ  参加者:198名    スタート:奥田公園   ゴール:奥田公園
距離:
7km・12km・15km・18km・20km
コース: (藤澤宿コース 7q)奥田公園→遊行通り→藤澤宿→常光寺→義経首洗の井戸
  →白旗神社→遊行寺→奥田公園 
(江ノ島コース 12q)500選奥田公園→境川右岸→小田急「片瀬江ノ島」駅前
  →弁天橋→江ノ島エスカー乗り場(CP)→洲鼻通り→江ノ電「江ノ島」駅
  →常立寺→白百合学園→片瀬中学校→片瀬山北公園→境川左岸→奥田公園
(湘南海岸コース 15q)500選奥田公園→石上駅→ハス池→本鵠沼駅→長久保 緑橋
  →辻堂小学校→辻堂海浜公園管理事務所(CP)→鵠沼橋→片瀬橋→洲鼻通り
  →江ノ電「江ノ島」駅→旧江ノ島道→新屋敷橋渡り境川右岸→奥田公園
(鎌倉山コース 18q)奥田公園→境川右岸→新屋敷橋を渡る→片瀬山→西鎌倉小学校
  →鎌倉山ロータリー→みどりのプロムナード→七里ガ浜・セブンイレブン(CP)
  →鎌倉高校前→龍口寺→モノレール「湘南江の島」駅→旧江ノ島道→境川左岸
  →奥田公園
(大庭城址コース 20q)奥田公園→藤沢橋→境川右岸→立石橋を渡る
  →東俣野中央公園→「六会日大前」駅→天神公園→秋本橋→引地川親水公園
  →天神橋→大庭城址公園管理事務所(CP)→舟地蔵→上村橋→ヤクルト工場
  →藤沢駅→奥田公


江ノ島コース(12Km)
検温を終え受付を待つ 奥田公園の受付風景
境川のフェンスで羽を休めるユリカモメ 境川沿いを江の島に向かう
江ノ電が通過する鉄橋を過ぎて ぐんぐんと江の島が近くなる
片瀬江ノ島駅を見ながら江の島へ 江ノ島でチェックポイントを終えて戻るウォーカー
江の島仲見世通り 女夫饅頭の紀の国屋からおいしそうな匂い
チェックポイントでスタンプを押印 弁天橋から箱根の山並み(富士山は雲の中)
江ノ島へ向かう最終ウォーカー 洲鼻通りの玉屋のようかん



洲鼻通りから見えた江ノ電
タウンニュースに載った国登録有形文化財に
指定された玉屋本店
住宅の庭に咲くボケの花 湘南白百合学園の正門前を通過
片瀬山富士見坂からの眺望 境川に架かる水道管橋に並ぶ川鵜
境川の川面を飛び交うユリカモメ 奥田公園に到着しアルコール消毒
江ノ島コースのゴール風景 江ノ島コース最後部も公園に到着
湘南海岸コース(15km)のゴール風景 大庭城址コース(20km)のゴール風景

【写真提供 阪本】


12km 江ノ島コース 
このところ太陽が顔を出さず連日とても寒い日が続いたが、今日は久しぶりに晴れ間が広がり少しは暖かくなりそうだ。イヤーラウンドコースは@藤澤宿コース7km、A江ノ島コース12km、B湘南海岸コース15km、C鎌倉山コース18km、D大庭城址コース20kmの5コースある。今日は、そこの中から自分に合ったコースを一つ選び自由歩行で歩く例会である。

8:30〜9:00の受付であるが、8時ごろには参加者の列ができ始めた。密になるのを防ぐため8:20には受付開始、参加者は受付を済ませ希望のコースの地図をテーブルから取ってそれぞれのイヤーラウンドコースに散っていった。

レポーターの私は、コースの中でも参加者に人気の江の島コース(12km)を、8:40参加者に混じって出発した。曇っていた空もだんだん晴れてきて寒さが和らいで、参加者の足取りも快適に見えた。往路のコースは奥田公園から境川右岸をひたすら江の島迄歩く。川面にたくさんのユリカモメが飛び交い川沿いのフェンスにも並んで羽を休めていた。同じような風景が続く境川を下っていく。鵠沼駅近くの境橋を左に見ながら進み、江ノ電のガード下を潜る、丁度藤沢行きの江ノ電が通過し、ガードを過ぎると鎌倉行きの江ノ電が境川に架かる鉄橋を渡っていった。振り返って江ノ電を見送った。龍口寺の裏山にある仏舎利塔が見え、その先の江の島の島影も黒っぽく見えてきた。まもなくして小田急の新装なった片瀬江ノ島駅前に9:30頃到着。江の島コースへ行く人、湘南海岸コース(15km)を逆コースで海岸に出て辻堂海浜公園を目指して西に向かう人、ここでコースを分けてそれぞれの方向に歩いて行った。

交通量の多い国道134号線の地下道を通って長い弁天橋を渡る。冷たい風が顔に容赦なく吹き付ける、西を遠望すると箱根の山並みははっきり見えるが富士山は雲の中で見えなかった。橋の途中で島内のチェックポイントを終えた多くの参加者とすれ違った。江の島に渡り青銅の鳥居を潜って参道の仲見世通りを上っていく、右手に女夫饅頭の紀の国屋があり饅頭をふかすおいしそうな匂いが漂ってきた、FWA恒例の七福神巡りでお世話になっている代表取締役 湯浅氏(現観光協会会長)の店である。
仲見世が終わったところに江島神社の赤い大鳥居があり、その左の江ノ島エスカー乗り場前がチェックポイントだ。スタッフからスタンプの押印を受ける。このコースの参加者の多くはすでに折り返して復路に向かっている。再び仲見世を下り、弁天橋を戻り洲鼻通りの商店街に入る。まだ10時過ぎの時間で商店の多くは開いていない。「玉屋のようかん」の店が今しがた開いたところだった。玉屋本店は4月に国登録有形文化財に指定され、この度 店舗兼主屋に文部科学大臣から登録証と記念プレートが交付された。1912年に開業、創建当時の重厚な店舗が指定されたもので、タウンニュースに写真入りで紹介された。着物姿の女将さんが店頭に見えたので声をかけ、タウン紙で見たことを伝えると、愛想よく応えてくれた。

洲鼻通りを終わって江ノ電江ノ島駅前を過ぎて、常立寺先で旧江ノ島道から右に分け湘南白百合学園脇の上り坂を上りきると片瀬山住宅街に出る。どの家も広い敷地で凝った素敵な家を左右に眺めながら歩いた。この辺りから会員の女性に追いつき一緒に歩いた。彼女の話ではこの辺り一帯はゴルフ場で、女高生の時レストランで働いたことがあるとか。殆んどが外人で華やかだったらしい。
富士見坂から藤沢の市街地と相模湾・箱根連山が一望できたが、相変わらず富士山は雲の中。片瀬山から境川に下りて、左岸を遡っていく、いつも見る川鵜が今日も川に架かる水道管橋に行儀よく並んでいた。前を行く3人組に追いつくと間もなく奥田公園にゴール、11:00を少し過ぎていた。藤沢宿コースは既にゴールが終わているはずである。

この後も江の島コース、湘南海岸コースが続々ゴールに到着。鎌倉山コースは少なかったがぽつぽつとゴールしてきた。一番長い大庭城址コースはその後、暫くしてから次から次へとゴールして来た。風は冷たかったが歩くには太陽がさんさんと射して気持ち良いウォークであった。お疲れ様!
(阪本茂義)