ウォークメイト(ふじさわ歩友会)
国登録有形文化財を
訪ねる
2020年
12月23日

天気快晴   参加者:69名  距離:10q     担当:小林
コース:

打越公園→富士浅間神社→堂の前の辻→子聖神社→ 盛岩寺(国登録有形文化財)
→大木家の板碑→大法寺→妙福寺→宇都母知神社→慶応大学バス停


 公園前のメタセコイア並木(写真:田所)
打越公園で受付開始 スタッフの誘導で左折する
縄文時代の炉穴跡を覗き見る 富士山の雄姿が右手に見えた
浅間神社にお参り スタッフの誘導に従い横断待ち
正面に富士の雄姿を仰ぎながら足取りも軽く チェックポイントに向かって西へ西へ
スタッフの誘導で子聖(ねのひじり)神社へ 子聖神社は氏子による清掃作業中
次のコースポイントに向かう 盛岩寺の参道
盛岩寺の国登録有形文化財 商家の建物前で 藤沢市指定重要有形民俗文化財の板碑
妙福寺の大きな銀杏 日蓮聖人銅像が立つ妙福寺境内
妙福寺の山門から見える富士山 宇都母知神社に参拝
宇都母知神社の参拝を終えて この後はゴールを目指すだけ
メタセコイア並木が見えればゴールも近い ゴールでIVVを受け取る。 お疲れ様!

写真提供 : 阪本


このところ良い天気が続き、今日も朝から抜けるような青空のもと、ウォークメイトの開催となった。9時前の集合場所、慶応大学バス停近くの打越公園は寒く水飲み場は凍り、日陰の芝生には霜が降りて白くなっていた。それでも公園は日当たりが良く受付時間の9:30前にはとても暖かくなってきた。参加者の列が出来たので9:25頃受付を開始した。先頭グループが出発したので私も一緒に出発、距離を空けて前後しながらレポートを行った。

公園を出てセピア色の衣をまとったメタセコイヤの並木通りを西に向かう、歩道の左側は慶応大学敷地の森で陽が遮られ寒い。スタッフの誘導で慶応の敷地を巻くように左折し、緩い坂を上っていくと、右手の視界が開け富士山の雄姿をはっきり見通すことが出来た。下の方まで覆っていた真っ白な雪もこのところの晴天続きで溶けてしまい、今は頂上付近にわずかに残るばかりである。
道路左手に縄文時代の炉穴跡を見て、その先の左側、慶応の敷地に入った所にある小さな浅間神社にお参りする。車道に戻り下っていくと大通りに出た。スタッフの誘導に従い交通量の多い道路を渡り左側歩道を西に向かってひたすら真っすぐ進む。前方に富士山が姿を現し富士山に向かって歩く足取りも、つい軽やかになる。快晴で風もなく快適なウォーキング日和である。

信号をいくつか越えて内戻川を渡った先の右側にある子聖(ねのひじり)神社にスタッフの案内でお参り。境内は多数の氏子による清掃作業中できれいに掃き清められていた。ここでチェックポイントがありチェックサインを受ける。神社横から出て東にUターン、畑が広がる道を通ってもと来た車道に戻り信号「内戻堂の前」で左折し来た道から分かれ北を目指す。まもなく左手奥にお寺の建物が見えてきた。矢印に従って参道に入っていく、盛岩寺だ。スタッフの案内で境内の左側にある建物の前へ。国登録有形文化財の商家の建物である。スタッフから商家の由来の説明を受け建物の中も見学し、盛岩寺の本堂に参拝した。
この建物は藤澤宿近くにあった大正13年建築の越前屋天谷商店の店舗兼住宅で昭和13年に内戻に移築され、平成24年ここ盛岩寺が譲り受けたものである。(解説資料より)

道路に戻り5分ばかり先、スタッフの案内に従い道路左手の石段を上ると藤沢市指定重要有形民俗文化財の板碑があった。表面の文字は薄くかすれていて殆んど判別出来ない、解説によると応永26年(1419)に造立された卒塔婆の一種であるようだ。

更に10分ほどで榎戸交差点の大通りに出た。スタッフの指示で道路を渡って右折し東に向かう。その先、矢印に従い左手少し入った所にある妙福寺に参拝する。大きな銀杏の木が2本あり葉は全部散っていたが立派な樹勢が青空に聳えていた。境内には日蓮聖人の大きな銅像が立っており、年の瀬でここでも数人の人により剪定・清掃作業がされている最中であった。
境内から振り返ると山門の丁度真ん中に富士山の雄姿が眺められた。

大通りに戻り、すぐ先の信号を右折し宇都母知神社に向かった。境内はひっそりして本殿が静かに佇んでいた。数人のウォーカーが参拝した後、私も参拝を終えて後続のウォーカーが来るのを待つことにした。いくら待ってもなかなか来ない、しびれを切らして鳥居から出て先に行こうとしたら、境内から人の気配がしたので戻って3人組と合流した。手前の畑にあった無人販売所で野菜を買っていたらしい。神社を出て途中のスタッフの誘導に従いゴールの打越公園に11時20分頃到着した。お疲れ様でした。
(阪本茂義)