ゆっくりウォーク
寒川水のまち
2021
7月4日
(日)

天気:小雨  参加者:108名  距離:11km   担当:藤井
コース: 寒川駅前公園→一之宮公園→八角広場→川とふれあい公園
→旧目久尻川ふるさと緑道→才戸→倉見緑道→倉見駅

受付風景 相模線沿いを歩く
一之宮公園への小道 一之宮公園 廃線跡
鷹匠橋から 神川橋東詰で
「川とふれあいの公園」横 寒川浄水場
さむかわ中央公園 中央公園の睡蓮池
寒川神社 旧目久尻川ふるさと緑道
倉見緑道 倉見駅でゴール

写真提供  川澄

 この日の例会「ゆっくりウォーク 寒川水のまち」が、FWA本年の最初の例会になった。緊急事態宣言やまんぼう措置などによって、活動の自粛が要請されたためである。

 寒川駅前公園で小雨のなか8:30に受付を始めた。例によってアルコール消毒や検温などを済まして、順次自由歩行で出発した。いくつかの公園や緑道を拾って歩く楽しい半日であった。小雨の例会に108人の参加者があった。

 JR相模線沿いに歩いて、一之宮公園に向かう。途中小道の両側にはアイリスやアーカンサス、ニッコウキスゲなどこの季節の花々が随所に見られて楽しく歩けた。一之宮公園の緑道入口にはJR相模線旧西寒川支線の車輪がおかれていた。この辺り、旧海軍の軍需工場が多くあったためである。

 相模川支流の目久尻川堤にでる。水量は少なく流れが早いが、河川敷の草木が横になぎ倒されているのを見ると、前日の水量の高さが偲ばれた。前日は熱海伊豆山で大規模な土石流が発生し多くの犠牲者がでた。平塚市でも金目川流域に避難情報が出て、東海道新幹線・JR相模線も一時止まっていた。相模川の神川橋東詰信号を渡り、圏央道に沿って歩いた。「川とのふれあい公園」で河川敷を離れると寒川浄水場に出た。本来ならここを見学する予定であったが、まんぼう措置のため浄水場施設が閉鎖されていた。まっすぐ東に直進した。相模線を渡り、寒川神社参道を横断、開店前のわいわい市場を過ぎ、さむかわ中央公園できれいな睡蓮池を見た。

 寒川神社の境内に入ると、中央に「茅の輪」(夏越しの祓え)が出ていた。一跨ぎで拝殿に向かう。参拝してまた目久尻川に向かった。宮山大橋を渡って川沿いを進む。「旧目久尻川ふるさと緑道」という小道に入った。まもなく右手がうっそうとした樹林、左手に疎水が流れるとても気持ち良い小路が続いた。樹林の中ではおびただしい野鳥の声がずっと続いていた。いまは野鳥たちの繁殖の時でもあるのだろう。

 キリンビバレッジ 湘南工場に出た。藤沢市での多くのイベントにもよく協賛してもらっている会社である。大きな工場の外周に沿って歩く。その一部が倉見緑道となり、気持ち良い散歩道だ。緑道を出ると東海道新幹線の下をくぐり、後は町中を一直線で抜けるとゴールの倉見駅であった。11時に着いた。
(川澄 武雄)