相模國 準四国八十八箇所めぐりI
【シリーズ最終回】
2021年
10月22日
(金)

  天気:小雨時々曇り   参加者:134名   距離:12km        担当:岡村
  コース:(自由歩行)西浜公園→17密蔵寺→43泉蔵寺→25濱道堀川大師(地蔵堂)
       →56堀川大師(浅場家邸内にあり)→5原大師堂(地蔵堂)→41刈田稲荷社
       →79大東観音堂→47・88普門寺→JR・小田急 藤沢駅
       (雨天のためスタートを134号線地下道に、ゴールをさいか屋横に変更)
        
                        (数値は札所の番号)

 

霧雨の江の島 134号線地下広場で受付
洲鼻通りから江ノ島道へ 密蔵寺山門
17蜜蔵寺大師像 泉蔵寺本堂
43泉蔵寺大師像 西浜橋から河口方面
25濱道堀川大師像 79大東観音堂
41刈田稲荷社 普門寺山門
普門寺大師堂 47,5 二体大師像
 ゴール(さいか屋横)
全てのシールで埋まった 相模國準四国八十八箇所めぐり巡拝帳

写真提供 : 川澄

 相模國準四国八十八箇所めぐり 第1回の例会は2016年4月21日であった。そして今回は10回目、最終回。134人のウォーカーが参加した。
 朝方から小雨が降り続き、受付を西浜公園から134号線の地下道広場に変更した。そのためウォーカーは洲鼻通りから旧江ノ島道に向かった。

 小雨が上がって風もない穏やかな江ノ島道。まず密蔵寺に入る。本堂の前に弘法大師立像があり、左に回ると堂内に大師像(17番札所)がある。密蔵寺を出るとすぐに泉蔵寺である。境内の大きな供養塔の下に大師像がある(43)。江ノ電 湘南海岸公園駅の横を渡り、境川・西浜橋に出る。いつ降ってもおかしくない曇り空、河口方面を見ると龍口寺 高台の白い仏舎利塔がかすんで見えた。
 
 境川を離れて鵠沼松が岡の住宅地を1qほど進むと、小田急江ノ島線の踏切に出た。踏切を渡ると鵠沼海岸7丁目で、昔の村道のような細い道になった。このあたりで25濱道堀川大師が地蔵堂に祀られている。その先の道の角が浅場家の本家である。いかにも昔の豪農屋敷のたたずまいである。土地・屋敷が広く、庭木が青々としていて気持ちが良い。さすがに他人様のお住まいなので、写真撮影は遠慮した。この敷地内のお堂に56堀川大師が祀られているらしい。

鵠沼新道に出て、本鵠沼でまたすぐ裏道に入る。路地角に大東町内会館があり、その片隅に79大東観音堂 大師像が祀られていた。またその傍に新しく「大東大師堂由来記」ができて、相模国準四国八十八箇所めぐりの由来について説明があった。湘南新道に出て鵠沼歩道橋を渡ったあたり、細い路地奥に41刈田稲荷社があり、その中のお堂に大師像があった。

そして最後が蜜厳山 普門寺である。いつもは心が落ちつく静かなお寺だが、いまは外壁を改修されていて残念である。境内に立派な大師堂がある。このお寺には三体 47,88,5の大師像があるらしいが、88番大師像は本堂に収められているとか。
八十八箇所めぐりも終わってゴールの藤沢駅に向かう。東海道線の踏切を渡って、日本精工(NSK)の正門前を通りさいか屋デパートでゴールした。

おわりに:
「相模國準四国八十八箇所めぐり」 今回が最後という事で、これまでのHPレポートをざっと見ました。当初は4年間で完歩が見込まれていたようですが、コロナがあり期間も伸びました。最初の企画から88箇所まで、FWAスタッフによって、良いコースづくりができ、ウォーカーの皆さんに喜んで頂けた事と思っています。結局2640人のウォーカーが参加されました。
有難うございました。 (川澄 武雄)