昨夜と今朝は地震があり、電車のダイヤは大丈夫かと心配したが、その影響も少なく時間通りに奥田公園へ集合。
我々スタッフよりも先に公園に着いて待っている参加者もおり、受付開始の9時頃には長蛇の列となっていた。
前回よりFWA会員のお顔も多く見られ、徐々に参加人数が戻ってきたように思える。
さて、青空の下で奥田公園からスタートして境川を渡り、川名通り町の静かな住宅街から森林の道へ。車の騒音が遠のき、小鳥のさえずりが聞こえる。「市境にこのような場所があるのか。」と驚く方も多かった。本日の例会タイトルのように枯葉をサクサクと踏み、お互いに足元が滑らないよう声を掛けながら、藤沢市から鎌倉市へ進む。
湘南モノレールの片瀬山駅をくぐり抜け、モンタナ修道院へ向かうと、目の前に小高い丘。これを見た参加者の方から「あそこを山越えするんですか?」との質問。「はい、そうで〜す。」と元気よく答えると、「えー?」と周囲の皆さんの不安げな顔。モンタナ修道院等の脇を通り抜けて本日のメインスポットの鎌倉広町緑地の室ケ谷入口に到着すると、二日前の大雨のせいで、道がぬかるんで滑りやすい。紅葉を見る余裕もなく坂道や階段を「ヒーヒー」「ハーハー」と登りながら、「今日はウォーキングではなくハイキングだ!」「ここは健脚向けのコース!」「地図に山道だと注意書きがない!」等々のご意見。ところが、富士見坂から美しい富士山の姿が見えた途端に不平不満もストップ。更に、柴犬を連れた方に出会い「毎日このコースを散歩しているんですよ。」と聞き、「あのワンちゃんに負けるな!」。皆さん元気を取り戻し、七里ガ浜の出口に着いた時は、「やったー!」「バンザーイ!」の笑顔。
そして、お昼時も近くなりお腹が減り、アップダウンで力も尽きたのか、日蓮上人祈雨旧跡入口を黙って通り、無事に田辺公園前へゴール。次々と参加者が予定より早く到着したので、スタッフ一同感心。皆さん、なかなかの健脚ですよ!
(田中 恭子)
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