今年初めての例会はゆっくりウォーク 鵠沼伏見稲荷神社への初詣である。前日は湘南地域にも雪が降り、3�pほどは積もり凍るような冷え込みだった。例会の天候も危ぶまれたが、未明にはやんだもようで9時半の受付開始頃には青空になって薄日が差してきた。リーダーらが検討した結果、予定したコースでは融雪の悪路が予想されて急遽大幅にコースを変更した。�@Sコースは小田急・片瀬江ノ島駅がゴール　�ALコースはサーフビレッジから鵠沼橋に出てゴールの鵠沼伏見稲荷神社に向かうことになった。

　172人の参加者があり20〜30人の小グループに分かれて順次出発した。奥田公園から467号線に出て足元に注意しながら歩いた。境川橋に出て境川右岸を下った。家々の屋根にはまだ薄く残雪がある。江ノ電鉄橋横のアンダーパスを潜るのを心配したがいつもと変わっていなかった。10時すぎに小田急・片瀬江ノ島駅に着いた。ショートコースのゴールである。

　鵠沼伏見稲荷に向かう。134号線を横断、気温が上がってきたので、皆さんは観光会館前で上着を脱いで海岸遊歩道に出た。青い空と海が広がって空気が澄み切っている。富士が美しい。辻堂在住の古家国昭さんが後方から「これほどきれいに見える富士はそんなに無いよ」と声がけしてくれたがその通りだろう。気持ちよく穏やかな新春である。こんな風景の中を歩いていると、コロナ禍などに気遣いすることがない普通の日常がいかに幸せな事かとあらためて思った。遊歩道を進む。数台の重機が入って海岸や遊歩道を整備している。雪は見られずきれいな砂浜である。いつもの事ながら、有難く歩かせてもらった。
　
　サーフビレッジでトイレ休憩をして出発。134号線に出て鵠沼橋へ向かう。鵠沼橋 引地川河口から川沿いを北上した。日の出橋から少し東にもどり鵠沼伏見稲荷神社に向かった。境内の玉砂利は雪に覆われていたが靴底の感触が気持ち良かった。ゴールして参拝を終えた皆さんの談笑風景があちこちで続いていた。川柳の金子勝彦さんと相棒の中村弘道画伯に会った。やっぱり新株のオミクロンに話題が行くが、お互い元気に今年も過ごそうというところで話が落ち着いた。
（川澄　武雄）