自由歩行
ゆっくりウォーク....

和泉川のせせらぎ
2022年
4月24日

(日)

天気:曇りのち晴れ 参加者:268名 距離:10km     担当: 石田(敏)
コース 湘南台公園→藤沢工科高校→境川遊水地公園→赤坂橋→和泉川親水広場
→泉中央公園→地蔵が原→神田橋→いずみ野駅(相鉄いずみ野線)

受付風景 湘南台公園 自由歩行 元気にスタート
日本大学 実験圃場 境川遊水地
チェックポイントで 新折越橋から 和泉川を遡る
鍋屋橋から 鍋屋の森
四谷橋付近 草木橋付近
和泉川親水広場 泉中央公園
相鉄線 いずみ中央駅 神田橋付近
まもなくゴール おつかれさまでした!

写真提供  川澄

 湘南台公園は桜の季節が過ぎて、新緑の木々の下で赤や白のつつじが満開である。曇り空で風が僅かに吹いている。今回から集合場所が従来の球技エリアから、石組みなどがある隣の広場に変わった。9時の受付開始時には200人近くのウォーカーが並んでくれていた。

 受付で検温などをすまして、ウォーカーは自由歩行でそれぞれ元気に出発した。私も9時15分に出発。湘南台の街なかを歩く。県立藤沢工科高校のフェンスに沿って進むと、日本大学 生物資源科学部の広い実験圃場に出た。若葉の青々とした農場に風が吹きわたっていて爽やかな風景である。

 境川遊水地に出る。目前に水辺の風景が大きく広がった。CPが遊水地情報センター横にあり、ウォーカーはここでチェックをうけて和泉川に進んだ。
さて和泉川は横浜市・瀬谷市民の森を源流に境川で合流する10qほどの小河川だが、流域には緑地など自然景観が多く残されていて、川沿いを歩くときはいつも伸び伸びとして幸せな気分になる。この事はひとえに地元住民や自治体の皆さんの保全のおかげと感謝している。

 新折越橋をスタートして和泉川を遡る。ここからゴールのいずみ野駅まで7qほどある。鍋屋橋辺りでは川幅が少し広がり、瀬音が激しく聞こえてくる。薄日が差して気温が上がりだし、鶯がしきりに鳴いている。いつものことながら鍋屋の森を行く小道が快適である。腐葉土の堆積した小道が続いて足下の感触がありがたい。古い農家の屋敷林や、谷戸風景が続く。小島則之さんが後ろから声をかけてくれて、しばらく一緒に歩いた。小島さんは数年前会報コラム欄に、人々との交流を大切にしていることを書かれていたが、この時代になってますますその言葉に重みが増してきていると思った。

 和泉川親水広場に出た。地元の人たちが緑のなかに座って談笑している。穏やかな風景である。御蔵橋を渡り和泉町の街なかへ進む。県立横浜修悠館高校の正門前を通過。そして間もなくきれいな花々で飾られた泉中央公園に着いた。ここから相鉄いずみ中央駅はすぐだ。コロナ禍で電鉄各社の業況は大変だが、いま相鉄だけはキレッキレで輝いているらしい。東京への乗り入れや、将来は藤沢・慶大方面への延伸などがある。いずみ中央駅からいずみ野駅まで2q余り、相変わらず静かな川沿いを歩いた。
 和泉川沿いは優しく穏やかな風景がずっと続き、特段に変化に富むものではないが、逆にそのことがうれしい。11時20分 ちょうど2時間ほどして、いずみ野駅にゴールした。
(川澄武雄)