今日は昼頃から雨になりそうな予報、曇り空の下受付場所の若尾山公園には沢山の参加者が列を作って待っていた。公園では木々の若葉が育ち壕齔Fに包まれている。9:00からの受付を済ませたウォーカーが自由歩行で順次出発して行った。
私も先頭に少し遅れて9:00過ぎ公園を出発し、ウォーカーの間を前後しながら歩き始めた。境川川を渡ると最初の試練の急坂が目の前に迫る、藤が丘団地に上る長い坂である。この辺りからぽつぽつと雨が降りだした、直ぐ止むと思ったので雨具も使用せず暫く歩いていたがなかなか止まない。それどころか次第に本降りになって来た。9:25頃柄沢公園から宮ノ下公園を過ぎたあたりでたまらず雨具を付けることにした。緩やかな斜面の車道を上っていくと県道312号線の大きな道路に出て北方向に進む。暫く歩いた先の交差点(鳥の神)でスタッフの誘導に従い渡って直ぐ左手の細い車道を上っていく2度目の急坂でペースが落ちる。登り切ると台地が広がり畑の向こうに戸塚の影取・原宿方面の住宅街が見渡せた。解放的な周りの景色を眺めながら歩くのはとても気もちが良い。小雀浄水場と思われるタンクが見える方向に直進する。
浄水場はとても広く、左側を巻くように進むがなかなか終りが見えなかった。やっと回り込んだ先に小雀公園の入り口があった(10:05)。入って直ぐのレストハウスにはトイレ利用、給水タイムなどで休憩する人が多く賑わっていた。公園内の森を下る道がありウォーカーは前後の間をとりながら雨で濡れた階段を気を付けながらゆっくりと降りて行く、左右に曲がりながら長い下りを降りた先に池と広場がありチェックポイントとなっていた。少し先には菖蒲の咲く木道散策路があり紫と黄色の菖蒲(あやめ?)が咲いていた。
小雀公園は雨に濡れ緑の若葉が輝いていた。チェック印を受けたあと公園内を出口に向かって進む。公園を過ぎて暫く歩くと交通量の多い幹線道路に出た、この辺りから何度も波状的に強く叩きつける雨に見舞われた。先を急ぐがまだ3キロもありそう、思いやられる。途中のスタッフの誘導に従って大きな通りを関谷インターチェンジと城廻で2度方向を変え、フラワーセンターの方向へ向かう。激しい雨の中を二つのトンネルをくぐるとやっとフラワーセンター前のゴールにたどり着いた、11時を過ぎていた。
相変わらず雨は止まず降り続いていたが、暫くして小降りになりやがて雨も上がってしまった。一番ひどい雨の中を我々は歩いたことになる。天を恨むわけにもいかず、こんなこともあるんだなーとゴール後自分を慰めた。
雨の中、ウォーカーも大変だったと思いますが完歩された皆さんお疲れさまでした。
(阪本 茂義)
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