自由歩行 KWA委託例会
川シリーズ@
.境川・引地川(#12)
2022年
6月11日

天気:曇り  参加者:267名  距離:@9km  A15km   担当:渡辺
コース 湘南台公園→境川遊水地→六会マンション→鷹匠橋
   →@御殿辺公園(@ゴール)
   →A御殿辺公園→白旗交差点→引地橋西→長久保公園→鵠沼橋(Aゴ−ル)
       

湘南台公園スタート 今田遊水地
サイクリングロード脇の農道 田植え
この花の名は?ショウガ科キョウオウ 大清水境川アジサイロード
御殿辺公園ショートゴール 鵠沼橋ロングゴール
引地川河口左岸(芝生広場) 引地川河口右岸(スケートパーク)

写真提供 田中


「川」シリーズ境川・引地川(#12)は、昨年12月に開催し、今回は1回目のアンコール。梅雨入りしたため、どんより曇り空だが、何とか午前中だけでも雨が降らぬことを祈って、湘南台公園からスタート。

先ずは、境川遊水地公園の今田遊水地へ向かう。大雨で境川の水位が急激に上がった時、水害を軽減するためにこの遊水地へ川の水が流れ込むしくみになっている。台風が過ぎた後にこの公園が大きな池に変わった姿を何度か見たが、そのお陰で境川の氾濫は最近耳にしていない。人々の生活を守る重要な公園だ。

隣の下飯田遊水地へ向かうため、今飯橋手前でサイクリングロードに入るのだが、今回はすぐに右折して坂道を上る。昨年とはコースが違うことに気が付いたウォーカーも多く、「どうして、コースを変えたのですか?」と鋭いご質問。サイクリングロードは週末自転車やランナーで混むので、安全な脇道にしたことを伝えると、皆さん納得。脇道である農道からは、小さな実をつけ始めた夏野菜や、丁度田植えをしている様子も見られ、立ち止まって写真を撮っている方もたくさんいた。珍しい花にも遭遇し、これは何だかんだと賑やか。たまに軽トラが通る程度の道なので、のんびりと歩けた。金沢橋を渡って、左岸を歩いても、人通りが少なく、「のどかな良いコースですね。」「単調な川沿いより楽しいです。」とお褒めの言葉も多かった。大清水境川アジサイロードでは、色とりどりの花が咲き始め、近くの学校は3年振りの運動会を開催しているのか、声援と拍手で賑わっている。少しずつ従来の生活が取り戻せてきた感じだ。
ショートコースのゴールである御殿辺公園では、多くの参加者がここで終了。ロングコースのメンバは、とっくに通過したそうだ。のんびりしてはいられぬとピッチを上げる。

次は、小田急線を越えて引地川へ。急に自動車の交通量が増えて、境川とは対照的に少々周囲が騒がしい。引地橋を渡って左折し、引地川親水公園がチェックポイント。河口に近づくにつれ川の流れもゆったりとして、釣り人もチラホラ見える。途中、参加者から「引地川は左岸の方が静かですよ。」と貴重なご意見を頂き、ゴールの鵠沼橋に到着。
ゴール近くの陸橋に上ると、江ノ島を背景に芝生広場でヨガ教室、海岸でサーフィン、反対側の川岸のスケートパークでは、キッズスケーターが軽々と宙を舞っている。引地川ならではの風景だ。

本日はそれ程暑くもなく、雨も降らなかったので、ほっと一安心。来年の「川」シリーズアンコールAは、皆様のご意見を取り入れてどのようなコースになるのか乞うご期待。
(田中 恭子)