今朝は涼しく歩くにはちょっと寒いだろうと長袖のユニホームを着て出かけた。
昨日まで雨模様の肌寒い天気が続き、今朝もまだ涼しかった、昼頃には天気が回復し30度近くまで気温が上昇するだろうとの予報であった。結局ゴールするまでまで同じような天気が続き、わりと涼しいなかでのウォーキングとなった。
6月に入ってからの集合場所は湘南台公園が続く、交通の便が良く藤沢北部の中核である湘南台は集合場所としては最適、今日も受付前から多くの参加者が集まった。公園入口の花壇には色とりどりの花が咲いており、広い公園の周りは緑の木々に囲まれ心が和む。平日の為いつも賑やかな公園もひっそりとしており、ウォーカーの姿ばかりが目立った。
今日のコースは、相鉄線の慶応大学までの延伸、引地川の下土棚遊水地のの新設と発展が続く湘南台の市街を東は境川沿いから西は引地川を越えて秋葉台運動公園までをぐるーと廻ろうというもので、距離も10km前後でリーズナブルな設定である。
筆者の私は受付開始間もない8時半過ぎ出発、公園から東へ住宅街を徐々に下っていくと10分もしないで境川に出る。県立境川遊水地公園の内、藤沢側にある今田遊水地の雄大な景観を見て、川を遡ると、境川には珍しく桜並木があり、春には隠れた花見の名所となる、その下を通って10分もすると渡戸橋だ。ここから川を離れ西に向かう。暫く行くと左手に東勝寺がある。1333年鎌倉幕府の第14代執権北条高時が新田義貞らの軍に攻められ菩提寺である東勝寺で火を放ち鎌倉幕府は滅亡した。寺は再興されたが戦国時代廃絶となった、今は東勝寺跡の広場が保存されている。その後、北条高時一族が滅亡しことを悼み密かにこの地に建立されたと伝えられている、再び燈を点じる「点燈山」と呼ばれる東勝寺である。
更に街中を西に向かい引地川に出ると湘南台大橋を渡る。川面のはるか上に架かる橋は眺めがよく、眼下に完成間近の下土棚遊水地(仮称)が見渡せる。橋の先にはいすゞの大きな工場が見える。以前FWAのウォークメイトで見学したことのある「いすゞプラザ」前を通り、工場を左回りに巻いて行く。工場南側のイチョウ並木が若葉をいっぱいに着け、素敵な景観を呈していた。相鉄線の慶応大学までの延伸計画はこの通りに面して用地確保が進んでいる。イトーヨーカドーの先の大きな交差点を左折するとチェックポイントの秋葉台運動公園である、10時前に到着。槇文彦氏の設計による斬新なデザインの文化体育館がひときわ大きくバックに聳えている。トイレ休憩を兼ねてここで一休みするウォーカーが多く、私もトイレ休憩を取った。曇ってはいるが蒸し暑くかなり汗をかいたので、水分補給もしっかり摂る。
エンジンをかけて再スタート、今度はゴールを目指し方向を東に変える。桐原公園、桐原工業団地を経て再び町中へ、信号が多くなかなか思い通りに進まない。小田急線のガードを過ぎて国道467号線を渡ると間もなくゴールの湘南台公園に到着。直前の湘南台中学校では運動会が開催されていて賑やかであった。スタートは早かったが、シャッターチャンスを狙って写真を撮っているうち到着は相当遅くなり11時少し前になってしまった。 お疲れ様!
(阪本茂義)
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