梅雨時6月とは思えない暑さ。この日群馬県伊勢崎市では40.2℃を記録したという。
今回はこの暑さの中の例会、ゆっくりウォーク「和泉川のサバ神社めぐり」。湘南台公園のスタートで235人の参加者があった。自由歩行で受付後順次スタートした。
サバ神社とは境川中流域の藤沢市、横浜市、大和市にわたって12社ある、古くから地域の人々から祀られてきた、「サバ」と読む社名をもつ神社である。社名の「サバ」には鯖、左馬、佐婆、佐波等と表記したり、土地の名前に替わった社もある。祭神には源義朝(左馬頭)が多い。今回はLコースが5社、Sコースが2社をめぐる。
スタートして間もなく、美しく整備された今田遊水地を眺めながら進み、境川の今飯橋を渡る。和泉川で鍋屋橋を渡り黄色い小花が群生する川沿いを進むと「鯖大明神」に着いた。参拝をすませてこの暑さで小休止しているウォーカーたち。古家国昭さんは鈴を大きく鳴らし礼拝していた。社脇の小道を上ると横浜環状道路に出た。横浜環状を進むと赤坂橋で和泉川と交差し相鉄・ゆめが丘駅を左に見る。強い日照と道路の反射熱によって頭がクラクラしてくる。
三たび和泉川沿いに出て御蔵橋を過ぎたあたりで「中之宮佐馬神社」に出る。古社ながら境内が広く残っている。また和泉川沿いに戻ると、地元の人々が川沿いの歩道で草引きなどをしている。この酷暑の下で作業されている人々の労苦に感謝する。この先の相鉄・いずみ中央駅の前がショートコースのゴール。カンカン照りの入口下でスタッフの藤井さんがIVVを渡していた。スタートが遅れて、この辺りではウォーカーの姿がまばらになっていた。
さらに和泉川右岸を進むと、川沿いはきれいに整備されて、元気なアガパンサスの花の群れが続いていた。11時ごろ石段が多い佐婆神社についた。後ろを相鉄電車が走っている。
横浜環状道路を横断して上飯田公園で少し休息。いちょう団地を過ぎて境川の小さな橋を渡ると下和田の広い水田に出た。水が豊かにはられていて田植えのあといくらも経っていない。田圃をわたる風が気持ち良かった。大津家のお屋敷と長屋門の前を通り過ぎた。このあたりの名主さんであったろう。その近くの上和田佐馬神社がゴールだった。スタッフの石田さんがIVVを渡していた。
(川澄 武雄)
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