ウォークメイト(ふじさわ歩友会)
用田六地蔵と
ゴールドポスト
2022
11月17日
(木)


天気: 晴れ    参加者:56名     距離:10Km         担当:廣瀬
コース:

御所見市民センター・多目的広場→地蔵@→地蔵A→地蔵B→バス停「女坂」
→蟹ヶ谷公園→地蔵C→寿昌寺→地蔵D→地蔵E→用田辻・ゴールドポスト


集合場所の御所見市民センター多目的広場 予定の時間に受付開始
1班出発 0.6km先、用田歩道橋のたもとのお地蔵様@
その先の下滝谷戸の辻のお地蔵様A 新幹線のガードをくぐった先の銀杏畑
さらに北、女坂のお地蔵様B だらだら坂を上ると
蟹ヶ谷公園でトイレ休憩 目久尻川を右手に見て南下すると中根松の
お地蔵様C
中将姫伝説にも登場する古刹、護法山寿昌寺 中原街道沿いのお地蔵様D
西用田のお地蔵様E ゴールは用田辻の御所見郵便局ゴールドポスト

写真撮影:渡辺



 朝の藤沢の天気予報は晴れ、最高気温摂氏18度とのことで意気揚々と家を出ました。小田急線長後駅西口発のバスに15分ほど乗って御所見市民センター前で下車。そこから7分ほど歩くと今日の集合場所である御所見市民センター横の多目的広場に到着しました。ここはよく整備された広い広場で、我々はその一部を使用して受付業務を行いました。

 今回は、藤沢市の用田地区に点在する6か所の地蔵尊(用田の六地蔵)を巡り歩くことにより用田という伝説と素朴な環境に恵まれた地域の良さを体感し、東京オリンピックソフトボールで金メダルを獲得した地元の山田恵里選手をたたえる御所見郵便局の第1号ゴールドポストでゴールするという興味深い企画となっています。

 用田はこれまでなじみが薄い地域だったような気がしますが今回歩いてみると田園風景と雑木林の景観の中に地蔵尊、道祖神、寺社などの歴史や伝説を今に伝えるスポットがちりばめられている大変魅力的な場所でした。

 用田の六地蔵は、当地の名主伊東孫右衛門により享保7年(1722年)に建立され、今年が300周年ということですが、むしろそんな気負いとは関係なく、赤い頭巾や着物を身にまといお堂に守られるたたずまいは子育てお地蔵様として各地域の人々に代々大切に崇められ、地域に溶け込んできたことが感じられます。そのような雰囲気が例会参加者にも影響を与えたのか、畑の作物や秋の花について話がはずんだり、栃の実拾いに興じたり、のどかな晩秋のひと時を満喫された笑顔あふれる例会になったと思います。途中で通り過ぎた寿昌寺の近くにある中将姫の祠や伊東孫右衛門一族の墓所などは今回訪れることができませんでしたが、いずれもこの古寺と関係のある地域の歴史スポットですので別の機会に来てみたいと思います。

 今回は、天気にも恵まれ、楽しませていただきました。これも用田の六地蔵様とのご縁のおかげ、ありがたや、ありがたや。
(渡辺 正俊)