自由歩行
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横須賀水道みちをたどる
2023年
2月7日

(火)

天気:曇り   参加者:229名   距離:①10km ②13km    担当: 渡辺
コース 奧田公園→川名→柏尾川配管橋→柄沢橋→遊行寺坂上→翠ヶ丘公園
→大清水橋→境川配管橋→立石二丁目(分岐)→善行駅(①ゴール)
(分岐)→天神町三丁目→引地川配管橋→六会日大前駅(②ゴール)

受付会場・奧田公園 奧田橋を渡って出発だ

柏尾川を行く

柏尾川に架かる水管橋脇
今朝はまだ寒い2月 東海道線を越える跨線橋
横須賀市水道部石標 村岡から藤沢団地へ向かう
柄沢橋付近 遊行寺坂上からの急坂
境川沿いからの水管橋 水管橋の真下
立石方面への登り坂 畑の端に見つけた石標
善行の坂を下る 下り坂はかろやか
小田急線踏切にぶつかる まさしく直線道路
農園直売所を行く この空き地の先が引地川
先ほど歩いてきた道へと一直線  ここを案内するチェックポイント
日大構内の桜

写真撮影 : 藤井

 曇天の奧田公園、茶色の景色に色とりどりの参加者が集まった。今日は3月並みの気温になるようで、心配した雨は降らないようだ。
 受付で地図をもらい、今日のコースを確認する。地図の右下から左上まで比較的直線の道を歩く横須賀水道みちだ。今日のコースの基点は柏尾川に架かる水管橋からだ。そこまで、バス道を歩き川名交差点で東川名橋を渡り、川沿いを行く。川に架かるブルーの水管橋が見えてきた。ここでスタッフがチェックを付けていた。この先東海道線を越えるのに「田谷藤沢線」の高架下から複雑構造の跨線橋を渡る。

 以前にもこの道を歩いたことがあり、旧海軍が設置し終戦後、横須賀市に移管された半原系統水道が敷設された水道みち。道の先を行くウォーカーに目をやると、真っ直ぐに伸びた道が登り坂になっている。この辺から水道みちの石標を見つけてゆこう。海軍の波形マークの下に「海」の字が刻まれている石標だ。最初に見つけたのは半分以上埋もれてかろうじて判別できるものであった。その後頭に「Y」字が刻まれ横須賀市水道部の標石は容易に見つけた。
 
 村岡の信号を過ぎ、藤沢団地まで登り坂で柄沢橋付近まで下り、また遊行寺坂上まで登り坂で、息が弾みきつい坂である。坂上の歩道橋を渡り、住宅地に入ると翠ヶ丘公園がある。ここでトイレ休憩をとる。冬の公園は寂しい。公園では3人の作業員が軽トラを前に石垣に腰掛け休んでいた。
 再び、水道みちに出るとかなり急な下り坂である。我々は水流とは逆に歩いているのだし、水道水はこの急坂を上ってくるのだ。今は廃止され水は流れていないのか。足を止め遠望すると、この道は真下の国道を横切り、真っ直ぐな道が確認できる。遠くにはうっすらと丹沢山塊が連なっていた。大清水浄化センターを右に見て境川に出た。川沿いを歩き白い水管橋が見えてきた。この水管橋から善行方面にコースをとる。真っ直ぐに伸びた道はまたも上り坂であった。
 
 立石二丁目交差点近くに畑の端に旧海軍の石標が3つ確認できた。交差点を過ぎ、下り坂途中スタフが誘導していた分岐点、ショートコース10kmは善行駅がゴールとなる。ロングコースは更に真っ直ぐな道をたどり、小田急線の踏切まで来ると、広々と開けた日大農場が広がっている。また道は2車線で歩道付き真っ直ぐな舗装された道路である。
 
 道路脇のトマト販売所を過ぎ、道がカーブしている所の信号で、ゴールの六会日大前駅とは反対側に移り住宅地に入る。コースはしばらく歩いてユーターンする所にスタッフが案内していた。引地川に架かる水管橋が見える所かなと思いきや、そこは先ほど歩いてきた広い道の丁度カーブしているところまで途切れた空き地と一直線になっている水道みちである。反対側は白い金網で遮られているが引地川方面へとのびている空き地が有る。なるほど納得をしてゴールへと向かった。帰宅して改めてGoogle航空写真で確認すると舗装道路から引地川の水管橋ヘと直線で途切れた空き地になっていた。
  途中、日大構内に早くも色づいた桜を発見した。
 (藤井 誠)