テレビ等では全国各地で記録的な早さで「桜満開」のニュ-スが報じられ、4年ぶりに飲食をともなうお花見宴会で大賑わいの毎日、秦野駅おおがみ公園には朝早くから多くの方がお集まりになりました。
受付後公園をスタ-ト、水無川に出ると平成橋を渡って直ぐ河川敷におりて素敵な河川敷の道を下流に向かいます、新常盤橋で再び車道に上り秦野清川線の登り坂を歩きます。
朝は曇り空で雨具も用意された方もいらしたようですが、歩いているうちに気温も上昇し、青空となり絶好のお花見日和となりました。バス通りの両脇には、満開の桃や桜の木、ムスカリ、芝桜など季節の草花があちらこちらで咲き誇り心を安らげてくれます。
なんだ坂・・・こんな坂・・・と黙々と歩き、小蓑毛の鳥居横を通り自然観察の森「緑水庵」でトイレ休憩です。
さらに少し歩くと日本三大桜の一つ「根尾谷淡墨桜(ねおだにうすずみさくら)亅の子孫の樹が一般公開されている秦野市蓑毛の猪俣さん宅に到着です。
敷地内の桜は樹齢34年になるそうですが、目の前に咲き誇る一本桜、隣に広がる菜の花畑も見ごろを迎えていて、訪れた人は淡いピンク色と黄色の景色を楽しんでいました。
淡墨桜の花びらは蕾の時は薄いピンク色、満開時には白くなり散り際に淡い墨色に変わりゆくといわれています。
日没から夜間にはライトアップも行われているそうです。
日本には数多くの桜並木やお花見の名所がありますが、その中でも福島の「三春滝桜」山梨の「山高神代桜」岐阜の「根尾谷淡墨桜」は日本の「三大桜」といわれていて、三大桜は大正時代に制定された史跡名勝の中から選出され、天然記念物にも指定され樹齢の長いものや木が大きいもの、景観としての美しさなどから有名になっているものだそうです(福島の「三春滝桜」はFWA特別例会バスWで2016年に訪れましたね)
見ごたえのある桜を感応した後ふたたび坂を少し上ると、そこが蓑毛バス停でショ-トコースのゴ-ル地点です。
蓑毛バス停からのロングコ-ス帰路はほぼ下り坂、目の前には綺麗な花々が道の両側に咲き誇り楽しく歩きます。
下り坂をどんどん進むとこの辺りは、荒れた土地を地域住民で整備して桜ともみじを植え気持ちがワクワクするような広場を目指して管理されているという「桜ともみじのワクワク広場」の看板がありました。熊出没注意の看板も有り、地元の方のお話では、庭や農作物の周りには熊やイノシシ、アナグマに荒らされない様に、防獣対策としてのフェンスや有刺鉄線を張り巡らしてるとのことでした。
里山、田園、竹林、春の野の花を見つけながらのんびりと楽しく散策して下ってきました。ふれあい農園近くでは眺望も良く、見渡せば山々は沢山の桜の木で埋め尽くされ、今日は私たちウオ-カ-がウグイスのさえずりを聞きながら、楽しくワクワクしながら歩かせていただきました、ありがとうございました。
田原ふるさと公園近くでチェックポイントを受け、さらに前方の桜を眺めながら秦野駅へと向かいます、轟坂を通り賑やかな街中を歩き、まほろば大橋がゴ-ル地点です。
今回の例会は2022年3月に新型コロナウイルスのために中止となり、スタッフリ-ダ-は何回も秦野に足を運び下見を繰り返して、待ちに待った見事な桜に今日やっと参加者の感動と喜びの声を聞くことが出来ましたね、お疲れ様でした。
(渡瀬 まさみ)
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