湘南の七福神めぐりA
 

 鎌倉・江の島七福神
   自由歩行
2023年
4月22日
(土)

天気:曇り  参加者:269名    距離:@8km A17km     担当:池内
コース: 大船駅東口広場→小坂小学校前信号→北鎌倉駅前→浄智寺→鶴岡八幡宮
→宝戒寺→妙隆寺→本覚寺(分岐@北鎌倉駅へ)→長谷寺→御霊神社
→稲村ヶ崎→江の島弁天橋(Aゴール)

*例会チーフリーダを勤めた池内さん始め、リダー達が「鎌倉・江の島七福神」解説文を作成、また「鎌倉・江の島七福神会」主催のチラシも掲載しましたのでご参考ください。尚、当日配布された地図裏面に掲載されたものです

大船駅東口広場・集合場所 出発!
円覚寺白鷺池前 浄智寺山門前にて
横須賀線踏切待ち 巨福呂坂を行く
建長寺外塀 鶴岡八幡宮の脇入口
鶴岡八幡宮境内 舞殿での結婚式を覗く
萩の名所宝戒寺にて けたたましくサイレンを
妙隆寺門前にて 本覚寺仁王門前で押印
金剛力士 本覚寺の夷尊堂
@のゴールスルガ銀行前 下馬近くの江ノ電踏切
六地蔵 長谷観音前「大黒」押印
長谷寺門前 話題の和菓子屋
御霊神社への入口にて 七里ガ浜を走る江ノ電

全部完歩したよ!
Aゴール目の前江の島
相変わらずの人混み 江島神社参拝列
江の島弁財天


写真撮影 : 藤井


 今年の春は早い。昨日25℃の夏日で、今日は18℃でちょっと肌寒い。春の花は咲き誇っている。も〜あれが咲いている、これも咲いている、桜はすでに終わっている。

 そんな季節の中、大船駅東口広場、船のマストを表すモニュメントの下に参加者が集まっていた。9:00に受付が始まり参加者と一緒にスタートした。頭上をガタガタと湘南モノレールが走る街中を行く。二人ずれの足の速い人達が脇をすり抜けていった。足の運びのピッチが速い。7km/Hは出ているのではないか。ウォーキングには色々な楽しみ方があるが、いかに早く、間違いなくゴールするのも一つの楽しみ方かもしれない。

 横須賀線の踏切を渡り、道路が狭く一列になって路側帯を行く。北鎌倉駅を過ぎると「
浄智寺」に到着。スタッフが七福神の「布袋」の印を押してくれた。ここは拝観料が必要であり布袋尊は境内の中にあり、参加者は門前にて引き返し先を急いだ。再び横須賀線の踏切を渡るのだが丁度警報器が鳴り出した。鉄道の省令によると警報器が鳴り出してから電車が来るまで約30秒だそうだ。今回上り電車が通り過ぎ警報器は鳴り続けている。続けて30秒待ったのだろうか下り電車が通り過ぎ、やっと遮断機があいた。1分は待ったことになるが非常に長く感じた。一斉に車と人が渡り始めた。
 
 本日は土曜日で観光客が多い。鎌倉に入る巨福呂坂の歩道は人一人通る幅で長い列になり、脇を大型バスが行く。「
鶴岡八幡宮」の脇入口で「弁財天」の印をもらい境内に入った。砂利敷の広い境内の先、本宮への大石段、脇に復活した大銀杏が新緑に、多くの参拝客で賑わっていた。目の前の舞殿では結婚式が行われていて、花嫁さんの姿が赤い柱の陰からみられた。そんな賑わいの中、流鏑馬道を通り抜け、「宝戒寺」に向かった。

 萩の美しい寺で知られ、門前のスタッフから「毘沙門」の印をもらった。次から次へとウォーカーが印をもらって行く。この先へは道がなお細くなり、車は人避け、車同士も一旦止まってすれ違う。そんな中、後から消防車のサイレンが聞こえた。消防車も車と車の間を抜け、けたたましくサイレンを鳴らし通り過ぎていった。ウォーカーはグリーンの路側帯を一列に進んでいる。「
妙隆寺」門前でスタッフが「寿老人」の印を押している。本宮の右横に寿老人の祠があり、手を合わせている人を見かけ多くの人は元の道、小町大路に引き返し、先をすすむ。

 夷堂橋手前に仁王門があり、スタッフが待っていた。「恵比須」の印をもらい門の両脇に有る仁王の像をのぞき込んだ。それぞれ目を大きく見開き筋肉隆々の体をなし、何か唸っているような口構え、手つきであった。門を抜けると右手に今までなく立派な夷尊堂が床高に建立している。「
本覚寺」の本堂に近寄るとご年配の女性参拝者が“本覚寺は東身延と呼ばれる”との会話が聞こえてきた。
 
 境内を抜け若宮大路に出るとスルガ銀行前がショートのゴールでスタッフが集まっていた。この先ロングコースを目指し、長谷観音に向かう。ウォーカーはさっぱりいなくなった。長谷観音前の交差点でスタッフから「
長谷寺・大黒」の印を受け、多くの観光客(外人が多い)で賑わう門前で折り返し、「御霊神社」へ向かった。ちょっと道を間違え“老舗力餅家”のれんが掛かった和菓子屋の前から入り、神社から離れた所にスタッフを見つけ「福禄寿」の印をもらう。この後は極楽寺坂切通を通り、国道134号線に出て、江の島に向かう。途中二人連れのウォーカーを抜き、江の島が段々と近づいて、江の島弁天橋にゴールした。「江島神社 弁財天」印と完歩印を受けた。先にゴールした二人ずれが満足そうに地図を広げ全七福神の印を見せてくれた。
(藤井 誠)