ウォークメイト(ふじさわ歩友会) 花の成就院から 茅ヶ崎市博物館へ |
2023 4月28日 (金) |
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天気: 快晴 参加者:83名 距離:10Km 担当:深澤 |
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コース: |
第一カッターきいろ公園→北茅ヶ崎駅→松風台入口→成就院 |
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受付風景 | 1班の出発前ストレッチ |
公園の木陰は気持良い | エニシダ?の黄色い花が満開 |
相模線が脇を走り抜ける | 鶴が台団地の歩道 |
新湘南バイパス先の住宅街 | 成就院の門前 |
なんじゃもんじゃの花が目の前に広がった | ハンカチの木から落ちた苞 |
見事に満開のなんじゃもんじゃ | スリーハンドレッドクラブの間は涼しい |
茅ヶ崎市博物館に到着 | エントランスの展示 |
職員による説明に耳を傾ける | 脇の川では地元中学生の水生生物の観察 |
3班の博物館到着 | 博物館見学を終り2班の出発 |
ツツジ咲く駒寄川の遊歩道 | 川沿いのヤシの木 |
下寺尾官衛遺跡群説明パネル | 説明書きに見入る参加者 |
寺の前を通ってゴールも近い | ゴールの香川駅前 |
今日のウォークメイトは茅ヶ崎北部方面で、花の寺成就院でなんじゃもんじゃの花を愛でて、新しく完成した博物館見学と遺跡群を見学して文化に触れようという欲張った企画である。 ネーミングライツ(命名権)パートナーに選定された第一カッター興業により命名された愛称「第一カッターきいろ公園」(旧茅ヶ崎市中央公園)は、新しいネーミング後では前回15日(雨)の例会に引き続き2回目の利用である。天気良く暖かく、新緑が映える公園には上着を着ない参加者が時間前から集まった。9時半から受付し班別に分けて順次出発、今回は3班構成で各班20人余の参加者で埋まった。 最初の班について市街地をJR相模線沿線から北部に向かう、鶴が台の大きな団地を過ぎ、新湘南バイパスを越えてゴルフ場スリーハンドレッドクラブめがけてひたすら歩くこと約1時間で花の寺成就院に到着。本堂前でご住職に挨拶し、早速先導スタッフの案内で墓地の奥にある「なんじゃもんじゃの木」の所まで行くと空を衝く大きな木に真っ白な細かい花がびっしり咲いている、樹高が10mもあり見上げる様だ。今が丁度満開で見事である。真下から見上げたり、少し距離を置いたり、遠くから眺めたりと角度を変えて参加者の皆さんが夢中になっている。ハンカチの木も例年であればこの時期に満開になるのであるが、今年は早く殆ど散ってしまっている、落ちているハンカチ部の苞だけ写真に収めた。なんじゃもんじゃを充分堪能したあと2班と入れ替わり次の見所である茅ヶ崎市博物館へ向かう。ゴルフ場を越え下っていくとのぼりが賑やかに立っている、よく見ると浄見寺の大岡越前祭ののぼりで、明日と明後日に祭が開催されるとのことである。 博物館はその先に建っている。実は昨年9月にもほぼ同じコースをFWAの例会で行ったのであるが博物館が完成し開館されるはずであったが、臨時休館で見学出来なかった。今回のウォークメイトで再度訪ね、見学出来ることとなった。敷地入口の東面からエントランスのある南面まで総ガラス張りの平屋建てで内部はとても明るい、すっきりしたデザインで気持ちよく見学できる造りになっている。女性職員の丁寧な説明を受けたあと館内のサマリー展示・基本展示室・企画展示室をゆっくり見学させて戴いた。10分余の見学で、外で待つ2班と交替し退出した。 駒寄川の左岸遊歩道を30分程歩いた先の相模線の出会いに下寺尾官衛遺跡群がある。下寺尾官衛遺跡(しもてらおかんがいせき)は小出川と相模線が交差する手前一画にあり、北稜高校のグラウンドの発掘調査で西暦700年代の高座郡の役所跡と判明している。発掘調査のすえ埋め戻され今は原っぱになっている。平成27年に国の史跡に指定されている。大きな解説パネルが二カ所あり細かい説明と写真・イラストが掲載されていた。立ち止まって熱心に説明を読む人、移動しながらざっと眺めるだけの人、参加者も様々である。隣接する東側には下寺尾廃寺跡(七堂伽藍跡)、北側には石柱標識が建っている。この辺りの遺跡を合わせて遺跡群と称している。 あとはゴールを目指し相模線のガードを潜って20分程で香川駅に到着した。途中の観賞・見学にゆっくり時間を割いた為、到着時間は12時半を過ぎていたが茅ヶ崎の花と文化に触れた有意義なウォークであった。お疲れ様! (阪本 茂義) |