今日の天気、予報は雨で夜にかけてだんだん強くなるらしい。
朝の内は雨もぽつぽつ、集合場所は関内駅に近い横浜公園、横浜スタジアムの軒下を借りての受付である。小雨の中でも既に何十人も受付待ちで並んでいる。9時少し前に受付開始。
都会のど真ん中の今日の例会、スタジアムを出て交通量の多い広い道路を山の手目指して進むこと約15分、石川町駅近くの山手への上り口である。真上を見上げるとはるか高台に庭園のような大きな植え込みが見える、これから訪ねるイタリア山庭園の様だ。あそこまで上るのかとため息が出た。地蔵坂を上るにつれてだんだん傾斜がきつく7、8分であるがひと汗掻いてやっと山の手に上りきる。
スタッフの誘導で山手本通りを港の見える丘公園の方面に進む。暫く行くと矢張表示があり通りから左に入って行くと最初のバラ園イタリア山庭園である。入口を入ると両側に沢山のバラが咲き競い、見事なバラが奥に進むにつれて庭園全体に広がる。多種類のバラの花が素晴らしく小雨に濡れて鮮やかさが倍増、その奇麗さに感動した。
山手本通りに戻り先に進む、左右に広い庭の洋館や教会などの素敵な建物が目を楽しませてくれる。さらに左手に外人墓地を見て横浜山手の雰囲気に浸る。
左にアメリカ山公園、港の見える丘公園に入って右にイギリス山庭園、更に港の見える丘公園のバラ園とどこに行ってもバラの競演。いずれも見ごたえのある庭園である。
港の見える丘公園からは雨にけむるベイブリッジがはるか遠くに眺められた。
特に素晴らしいと思ったのは最初に見たイタリア山庭園、多種類のバラの配置と散策路のバランス良さとセンスの良さが感じられた。外交官の家の裏には手入れされた噴水の庭と季節の花をあしらった整形花壇もあり素晴らしかった。
山手からの下りはフランス山公園を通ってゴールの山下公園へ。ここの未来のバラ園も素晴らしく広大な敷地にバラの多さは群を抜いていた。氷川丸と停泊中の豪華客船をバックにバラ園を一段と引き立たせていた。
大型連休最後の日であったが、雨模様だったため何処も観光客が少なくゆっくりと思う存分バラの観賞が出来た、素晴らしいバラ観賞の満足のウォークでした。
イタリア山庭園ではアンカーがお礼の挨拶に行くと、来年も是非来てくださいと嬉しいリクエストがあったそうです。
(阪本 茂義)
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