上野東照宮と
江戸下町社寺めぐり
令和5年特別例会 バスウオーク

2023年
5月11日
(木)

   

天候:晴れのち曇り・雨  参加人員71名(バス2台)  距離:10km
                            担当:特別例会実行委員
コース:
藤沢駅北口(スーパーサミット前)→横浜新道・首都高→神田明神→湯島天神→上野東照宮
→かっぱ橋本通り→浅草寺→上野精養軒浅草店→墨田川遊歩道→駒形橋付近
→箱崎
→首都高・横浜新道→
藤沢駅北口


神田明神到着 神田明神 随神門
御神殿 今日は祭りの初日
願い事は何? 次は学問の神様湯島天神
本殿 「神使」の牛の像
天満宮鳥居近く 不忍池の蓮葉
不忍池辨天堂前 上野東照宮鳥居
石灯籠が並ぶ参道 唐門と拝殿
これから集合写真を 唐門
銅灯籠 旧寛永寺五重塔
国立科学博物館 両大師橋からの線路
かっぱ橋商店街からのスカイツリー 伝法院通
仲見世通り 宝蔵門(仁王門)
本堂(観音堂) 二天門から出る
お腹が空いてハヤシライスを食す 隅田公園展望広場
特急電車が走るすみだリバーウォーク  バスが停車してる所に到着 

写真撮影 : 藤井


 藤沢駅北口スーパーサミット前に江ノ電の観光バスが2台横付けになっていた。参加者はそれぞれのバスに乗車し、予定通り9時に出発する。バスは横浜新道を行き、首都高から都心に向かった。都心の高層ビル街の中を縫うように高速道を走り、10時半には神田明神手前でバスを降りた。スタッフの先導旗を頼りに神田明神の青銅色の鳥居から入り、随神門を抜け境内へと進んだ。今日から神田明神祭だ。山車2台(魚河岸会と岩井会の桃太郎山車)が本殿右脇に展示してある。見上げる大山車である。御神殿に参拝を済ませ、2班の隊列を整え、清水坂を経て10分位で湯島天神に到着した。手前の沿道でJWAの代表富山氏の歓迎・見送りを受けた。突然の思いもしない出会いに感動した。

 両脇に銀杏の木が茂る鳥居を抜け、境内に入る。学問の神様湯島天神の本殿に進み参拝をする。左後側にテカテカの牛の像が輝いていた。「撫で牛」だ。牛は天神様の「神使」として伝えられている。境内の左手に廻りこみ、梅林と苔庭脇にて集合し、スタッフが人数確認をしていた。これから不忍池から上野東照宮をめざす。

 池之端一丁目から不忍池に入り、木陰で一休み。池には蓮の葉がようやく広げてきている。池の中の桜並木を進み、弁天堂前広場は外国人の観光客が多く賑わっていた。1・2班の列が上野東照宮の鳥居をくぐり、白地に「上野東照宮」と書かれたのぼり旗が続く。神門を抜けると参道の両脇に灯籠が並ぶ。桜の新緑を目に受け、唐門まで来ると金色と黒の装飾に目を奪われる。この唐門近くに格が高い銅製灯籠が置かれている。この唐門の前で班ごとの集合写真を撮った。ゆっくりと彫刻とか、灯籠、案内板等を見たいがすでに正午近い。我々参拝者は五重塔近くになんとなく集まり、東照宮をあとにした。

 上野公園は国立科学博物館の「シロナガスクジラのオブジェ」を見ながら右に曲がり、JRをまたぐ橋の上に出た。何本もの線路が上下に延び、電車が来ると電車の色で何線か判断する。これを見ていても飽きない。ここからかっぱ橋本通りを浅草へと歩いていく。やがてかっぱ橋商店街に入ってくると正面にスカイツリーが見えてきた。そして、国際通りを越えると外国人が和服を着、下駄を履き、人力車が通い、賑わいは一変した。仲見世通りに来ると人も多い、正面は浅草寺、はぐれないよう前のリュックを背負っている人の後に付く。宝蔵門(仁王門)に着くとカメラを構える人にぶつかりそうになり、門を抜けて行く。年配のリュックを背負った71人は迷子にならないよう、必死に続く。境内を出て、昼食場所の上野精養軒浅草店に入った。

 昼食会場に着くと、各自、カレー又はハヤシライスを食した。午後1時過ぎでお腹が空いていたので直ぐに食べ終えてしまった。ここは都立産業貿易センターで、これより墨田公園まで直ぐであり、スカイツリーが正面に見える展望広場にて、二度目の集合写真を撮った。川幅の広い隅田川の向こうにスカイツリーがそびえている。心地良い水面の風をうけ、東武伊勢崎線の鉄橋の下の「すみだリバーウォーク」を歩き向こう側に渡る。バスが停止している駒形橋付近まで歩いた。空が危うくなり、少しの雨粒を受けた。バスは2時半過ぎに発車し、藤沢への帰路についた。横浜の大黒ふ頭でトイレ休憩をしたときはドシャ降りとなり、藤沢でバスを降りると皆、駅へと足早に向かっていった。お疲れ様でした。            
(藤井 誠)