湘南の七福神めぐりB 相州小出七福神 自由歩行 |
2023年 7月9日 (日) |
天気:曇り 参加者:214名 距離:@10km A15km B20km 担当:小林 |
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コース: | 茅ヶ崎市博物館→正覚院→白峰寺(分岐 @ゴール)⇒寒川駅へ →宝蔵寺→来迎寺→蓮妙寺(分岐Aゴール)⇒慶応大学バス停へ →善谷寺→妙伝寺→市民の森(Bゴール)⇒JR 辻堂駅へ |
夏の花とセミの声の公園からスタート | 花いっぱいの松風台団地 |
スリーハンドレッドクラブのゴルフ場通過 | 芙蓉と茅ヶ崎市博物館で小休止 |
正覚院の布袋尊 | 白峰寺の寿老人 |
草の道を急降下して宝蔵寺へ | 宝蔵寺の大黒天 |
来迎寺の恵比寿神 | 蓮妙寺の弁財天 |
浜降祭の準備中の腰掛神社 | 善谷寺の福禄寿 |
妙伝寺の毘沙門天 | 市民の森で22kmコースゴール |
曇り空の下、スタート場所の第一カッターきいろ公園(中央公園)に入った途端、セミの賑やかな声が聞こえた。園内には大きなアガパンサスやカンナの花が咲きほころび、広場では子供達の「水鉄砲大会」が丁度終わったところ。最近の水鉄砲は我々の子供の頃よりずっと大きく飛距離も数メートル。たっぷりとウォーターバトルを楽しんだ子供達はずぶ濡れだが満足した様子。そんな真夏の雰囲気で盛り上がっている公園から湘南の七福神めぐり第3回目は出発だ。 平坦な一里塚北通りを北上し、松風台団地の花壇の花々を愛でながら甘沼北根公園に到着。ここからスリーハンドレッドクラブのゴルフ場を超えて、昨年オープンした「茅ヶ崎市博物館」で小休止。途中パラパラと雨が少し降ったが丁度良いお湿り程度。心地よい風も時々吹き抜ける。さて、いよいよ本題の七福神めぐりに入る。 先ずは、「正覚院」の「布袋尊」。門の前にある大きな石像の満面の笑みに癒される。次に、北陽中学校前を通って、「白峰寺」の「寿老人」は、本堂横の小さなお堂に祀られている。ここは、10kmコースの分岐点でもあり、「雨が降る前に帰るよ。」「この坂道で体力使い果たした。」と言って寒川駅を目指す方も多かった。 白峰寺の裏道を上ると、眼下に次の「宝蔵寺」が見えた。畑を突き抜ける滑り台のような草の坂道を急降下して、山門をくぐり小さな「大黒天」にお参り。そして、小出川に沿った道を歩いて、「来迎寺」の「恵比寿神」を本堂のガラス戸越しに拝顔。 次は、「蓮妙寺」の「弁財天」だ。弁天様は水の神様でもあるので、池のほとりに祠があるが、残念ながら施錠されており、美しいお顔は拝見できなかった。15kmコースは、ここが分岐点で、バスで帰宅する方は慶応大学前のバス停へ向かう。 だんだん参加者が減るなか、農道を進み、途中の腰掛神社の前を通ると、軽トラが何台も停車しており、提灯の飾りつけをしている。作業中の方に聞くと7月17日海の日の「浜降祭」(茅ヶ崎市と寒川町の約40基の神輿が西浜に集まり、式典後神輿が海に入る湘南の夏の風物詩)に参加する準備で、4年ぶりのお祭りのため、皆さん嬉しそう。 更に茅ヶ崎里山公園の脇を通り、大きな石垣の上にある「善谷寺」には、「福禄寿」が祀られている。お寺の近隣も、立派な石で囲まれた庭の家が多く、古くからの集落が健在している様子が窺がえる。 さて、最後の「妙伝寺」だが、途中で道順を示すチョークの矢印がない。運良くスタッフと合流し、地図を頼りにお寺へ到着してひと安心。「毘沙門天」は本堂に祀られており、外からのお参りで割愛させて頂く。そして、市民の森でゴール。皆さん、22kmコースお疲れ様でした。幸い、家に着いたら雨が降りだし、翌日は晴天だが猛暑。どうやら七福神様が我々を守って下さったようだ。 (田中 恭子) |