ウォークメイト(ふじさわ歩友会)
小出川の彼岸花
2023
9月21日
(木)


天気: 曇り時々雨   参加者:63名   距離:10Km         担当:岡村
コース:

円行公園→秋葉台文化体育館→宝泉寺→大黒橋→小出川沿い(彼岸花群生地)
→県立茅ヶ崎里山公園


受付風景 円行公園 桐原工業団地を進む(1班)
トイレ休憩(秋葉台体育館) 2班の出発(秋葉台体育館)
遠藤風景 宝泉寺境内
布袋玉を持ち上げる 宝泉寺の大仏
大黒橋 彼岸花
2班アンカー 雨中の稲田
新道橋手前 茅ヶ崎里山公園のコスモス
「里の家」の前庭 里山公園の稲田

写真撮影:川澄



 9月のウォークメイトは「小出川の彼岸花」である。この定番例会もコロナのせいで数年ぶりの開催である。この夏は猛暑が長く続き、彼岸花が順調に咲いているか心配していた。さらにこの日は秋雨前線が停滞していて、朝から曇りがちの天気で、雨も心配だった。9時過ぎにスタートの円行公園に入ると間もなく、待っていたように小雨がパラつき出した。参加者も少なそうだった。
 
 9:25 小雨が上がって1班リーダーの深澤さんが20人のウォーカーと出発したので、これに私もついた。北警察署前から桐原工業団地に沿って進む。10時に秋葉台文化体育館に着きトイレ休憩した。一般参加の女性と少し話した。見るからに健脚の女性は、彼岸花ウォークは初めてと言うので、これまでの寒川へのコースなどについても説明した。
 10分ほどして2班がやって来た。2班について秋葉台体育館を出ると、工業団地の景色から一変して遠藤ののどかな里歩きになった。さつま芋やナス畑、クリや柿の木の上を小さなアキアカネが飛んでいる。
 
 宝泉寺を裏手から入って境内に出た。宝泉寺は曹洞宗の禅寺で16世紀初期の開創らしい。開創当時の宝泉寺は17棟からなる大寺院だったが関東大震災で全て倒壊したという。お彼岸の法要中なので遠くから参拝した。布袋玉(10s以上の丸石)を抱えている女性がいる!山門に向けて長い石段を慎重に下る。途中右側の木立と岩のなかに大きな仏像が見えた。若くてハンサムでカッコいい大仏さん!山門を出て小出川の大黒橋へ向かった。

 大黒橋に着いた。ここまでで5qほどの距離である。小出川に沿って彼岸花の群生がある。小出川の堤は護岸が美しく整備されている。ボランティアの人々と行政の力によるものだ。大黒橋付近の紅白の彼岸花はよく咲いてはいるが既にピークを過ぎて萎れているものや、今が満開のもの、まだツボミのものなど入り混じっている。天候要因も関係しているのか?空を見上げると黒い雲が広がっている。

 小出川両岸沿いの小さな田圃に稲穂が垂れさがって刈り取り待ちである。あぜ道の彼岸花とのショットが良いので、数人の人が写真を撮っている。いよいよ怪しい雲行きになって来たと思ったら雨が降り出し、瞬く間にひどくなった。急いで傘を使ったが、ほとんど効果なく雨を避ける場所もない!ズボンもシューズも水を吸ってズクズクになった。周囲の景色も雨でかすんでいる。

 新道橋を渡って茅ヶ崎里山公園に向かう。公園の谷にピンクや赤のコスモス、その奥にキバナコスモスの植栽があった。コスモスも好天であれば、もっと楽しい風景になったはずで残念だった。少し上ると「里の家」に到着した。雨中「里の家」から緑濃い里山公園を散策してゴールした。
 (川澄 武雄)