昨日より雨が続き、本日は曇りの予報であった。今日、歩くところはあまり知られていない「高野の切通し」と「六国見山ハイキングコース」を通り「亀ヶ谷坂切通し」を結んで寿福寺の門前までのコースであったが、前2箇所は雨による足場が悪いし、危険度が増すので、バス道を経て、北鎌倉まで行き、「亀ヶ谷坂切通し」から寿福寺へ歩くコースへと変更になった。残念であるが、左右の切りだった岩肌に囲まれた切通しは、又の機会に長窪の切通しと合わせて歩いてみたい。
2階になる湘南モノレール大船駅改札前を過ぎ、歩道橋を下りて、「大船駅東口交通広場前」の信号で左に曲がり、東へと進む。「常楽寺」信号で右折するのだが、右折と分ると手前の横断歩道を渡ってゆく、多くのウォーカーを見る。信号付近でスタッフが誘導しようと待機しているのだが、殆どのウォーカーは向い側の信号で右折してゆく。手持ちぶさたのスタッフは、あぁ~あ。
横須賀線の踏切を渡って、「小袋谷」信号を左折、このとき雨がしきりに降ってきた。北鎌倉へ向かう道は片側一車線の白線の外を一列になって歩く。北鎌倉駅前を通り、円覚寺入口、日本料理
鉢の木を過ぎると、またしても横須賀線の踏切である。車も、人も踏切手前にて、列を成す。電車の上下線2本待ち、黄色と黒のバーが上がると、一斉に動き出した。
巨福呂切通し方面へ向かい一つ目の信号で右に曲がる。スタッフ誘導員が案内をしていた。ここからが亀ヶ谷坂切通しになる。雨で光る舗装された緩い坂を登る。右側に長寿寺の整った法面からピンクの萩の花が雨でよりしなやかに覆っていた。また、白の萩もみずみずしくひとかたまりに枝垂れていた。緩い坂を上り詰めると薄暗く木々が覆い、大粒の雨のしずくが傘にあたる。
上りより急な坂を下ると突き当たりに立派な八角堂が現れた。源頼朝の娘の「大姫」を祀る地蔵堂で歴史的な建造物「岩舟地蔵堂」である。ここを堀割り沿いに左折し線路脇路をしばらく歩いて、右の踏切を渡ると直ぐに、寿福寺への緑陰深い繁りが見えた。何人かのスタッフが門前で、ゴールの対応をしていた。門前には樹木が多く、その中かなり倒れかけた大木はイブキであった。総門から本殿まで一直線に石畳が引かれ、鈍い光に輝いていた。午前10時30分であった。(藤井
誠)
|