湘南の七福神めぐりC
 

   三浦七福神
   自由歩行
2023年
10月21日
(土)

天気:晴れ  参加者:131名  距離:@9km A14km B26km  担当:弥勒寺
コース: 妙音寺(スタート)→圓福寺(分岐@)→慈雲寺→海南神社(分岐A)→見桃寺→白髭神社→延壽寺→京急三崎口駅(Bゴール)

スタッフは京急三崎口前で打合せ 本日のスタートは妙音寺(福禄寿)
受付済ませて いざ出発
森の小道をたどり 坂道を登っていくと
ミカン狩りや 名物の大根畑の向こうに房総半島
坂道を下って 海岸近くの圓福寺(恵比寿)
その先の分岐を過ぎて また坂を登っていくと
広がる野菜畑 その先を下って
 慈雲寺(毘沙門天) 海沿いの橋が続く車道を進んで 
 遠くから見えていた風力発電機の下でトイレ休憩 三浦の名物はマグロと大根 
三崎港の船溜まりを通って  海南神社(弁財天) 
また坂道を越えて見桃寺(布袋尊)  海沿いの車道を進んで諸磯湾と 
油壷を過ぎると  森の入口に白髭神社(寿老人) 
その先の小網代の森の湿地や  笹やぶを越えると 
 眼下に広大な圃場が見えて さらに進むと延壽寺(大黒天) 
 26kmのゴールは京急三崎口駅前 巡礼達成の成果です 


写真撮影 : 渡辺


 湘南の七福神めぐり第4回は三浦半島の南端の三浦市の七福神を訪ねました。三浦市の名物はマグロと大根といわれることからもわかるように、漁港やマリン施設がある海岸と野菜畑が集中する高台という地形的なコントラストが特徴となっています。

 三浦の七福神はそのほとんどが広く市内の海岸近くの集落に分布しており、これらを巡るためには長距離の歩行を強いられるのに加えて、寺社と寺社の間の移動においてはいったん高台に上ってまた海岸に下るということを何度も繰り返す必要があります。このため、特に我々のような徒歩での巡礼者にとっては大変な労力を必要とするコースであり、今回参加された皆さんは大変ご苦労されたと推察します。

 そのような苦労に耐えて頑張った皆さんには七福神からご褒美が与えられました。晴天の下、秋の心地よいそよ風に吹かれて見た高台の大根畑やキャベツ畑の緑と青い空、そして遠くの海の向こうの房総半島や伊豆半島のシルエットを独り占めする醍醐味は格別であり、来てよかったと思われた方が多かったのではないでしょうか。

 今回は高台を中心とする三浦市の晩秋の風情を満喫しましたが、コースの途中には海岸や森も豊富なので、これらの景観が引立つほかの季節にも訪れてみたいものです。
(渡辺 正俊)