ウォークメイト(ふじさわ歩友会)
新設された上藤が谷公園へ
2023
10月24日
(火)


天気: 晴れ    参加者:71名    距離:@6km A9km       担当:谷村
コース:

奥田公園→石上地蔵→蓮池→上藤が谷公園→鵠沼松が岡公園
→鵠沼海岸駅入口(分岐@ゴール)→鵠沼市民センター→鵠沼橋
→サーフビレッジ→新江ノ島水族館→クラゲ広場(Aゴール)



奥田公園を出発
石上地蔵
江ノ電を渡る 蓮池
上藤が谷公園で 鵠沼松が岡公園
小田急線を渡る Sコース ゴール
鵠沼市民センターで休憩 東久邇宮師正王碑
鵠沼橋歩道橋から辻堂方面 鵠沼橋歩道橋から湘南海岸方面
ビーチバレー風景 新江ノ島水族館クラゲ広場でゴール

写真撮影:川澄



 気持ち良い秋晴れの日、今月のウオークメイトは鵠沼のまち歩きである。今回も20人ほどの班に分かれて、1班は9時半過ぎに奥田公園をスタートした。
鵠沼石上に入ると、宮沢さんという旧家の一角に「石上地蔵」があった。案内板によると鵠沼地区最古の石仏らしい。錫杖をもった優しい立ち姿である。江戸時代前期、この辺りは片瀬川(境川)が袋状に屈曲して入り込んでいて渡船場があったとか。

 江ノ電の踏切を渡ると鵠沼桜が岡で、西に進むと蓮池である。この辺りで地元の片山忠夫さんと連れになって昔からのいろいろな話を聞いた。蓮池は袋状に屈曲した境川を、まっすぐに海に繋いだ時にできた池だという。蓮池から少し進むと、この日の主題の上藤が谷公園に出た。住宅街の中の広々とした多目的公園で昨年7月に新しく供用された。もとは県職員の住宅地であったらしい。

 湘南学園の角を曲がり、小田急線に向かって進むと、気持ちの良い鵠沼松が岡の住宅街になる。鵠沼松が岡公園に着いた。この公園は西洋史学者 村川堅固・村川堅太郎父子の別荘あとで、藤沢市に寄贈されたものという案内板がある。私たちの世代は堅太郎さんの[世界史]を高校時代に学習している。公園の松林を見ていると、鵠沼の原風景が容易にイメージできて永く保存したい所である。小田急江ノ島線の小さな踏切を渡ると鵠沼海岸地区になり、鵠沼海岸駅につながる賑やかな商店街に出る。鵠沼海岸駅入口でSコース(6q)とLコースの分岐になった。Lコースは鵠沼市民センターによってトイレ休憩をした。

 鵠沼橋に向かって歩く。施設の一角に立ち寄り「東久邇宮師正王碑」を見た。東久邇宮の第二王子が幼少時に関東大震災で罹災し逝去、その碑である。鵠沼橋歩道橋を上る。晴れ上がって湘南海岸公園からの展望が気持ち良い。ニエアル碑からサーフビレッジ前の遊歩道に出ると、若者たちがサーフィンやビーチバレーを楽しんでいる。振り向くと青空に溶け込んだ富士がうっすらと見えた。皆さんは元気におしゃべりをしながら、江ノ島水族館のクラゲ広場(ゴール)に向かった。11時30分にゴールした。
(川澄 武雄)